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2002年04月30日(火) |
京都旅行記 -- いってきますのこと |
起きました。起きましたとも。朝5時に。
昨夜、生八つ橋と生春巻きをとっちらかっているくらい
ワケわからない状態でも、きっちり目が覚めました。
まさに、遠足の前の日のおこさま状態。
さて、なんとか、新幹線には乗れそうです。
しかし、なぜ、こんな朝にまで日記を書いているのか>私。
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6時50分のひかり141号に乗らなくちゃ、と思いつめていたところ、
小心者なので、夜中に何度も目が覚めてしまいました。
おかげで新幹線の中で小一時間ほど、うつらうつら寝てました。
この時間帯のひかり号は、出張へ行くサラリーマンが多く乗っているので
列車内はとても静かで、寝るのにはもってこいなのです。
さすがにGW期間のせいか、車内はガラガラだったけど。
9時19分に京都駅に到着しました。
コインロッカーに荷物をつっこんで、さっそく観光開始。
市バスに乗って、大覚寺経由で今宮神社に参拝。
ここは、名物のあぶり餅がおいしいとのこと。
お茶がついて一人前500円なり。
朝ごはんはおにぎり1個だったので、さすがにお腹がすいてました。
親指の先くらいの小さいお餅が、10本くらい串にささったものが出てきて、
これは絶対、全部一口でパクリと食べられると思ったけれど、
いちおうしとやかぶって、少しづつお餅をパクつきました。
甘めのみそだれがかかったお餅、おいしうございました。
あぶり餅の写真。
ぶらぶら歩いているうちに、TOFU CAFE FUJINOという看板を発見。
少し早いけれどお昼にしようと思い、1000円のランチプレートを注文。
お豆腐やあぶらげやお麩やおからや湯葉やらがワンプレートにのっています。
あとスープとたけのこごはんもついています。
有名なお豆腐やさんが経営しているカフェということで、
これもたいそうおいしくいただいてきました。
…はい、そうです。食い気主体の観光です。
もうすでに、これで目的の半分は達したような気分です。
その後、北野天満宮や二条城などを観光。
中学生4人くらいとハイヤーの運転手さん、という組み合わせで
観光しているグループを何組か見かけました。
私が京都に修学旅行に行ったときは、
クラスでバスをチャーターして観光地をまわるか、
7人くらいの小グループで自由に行きたい場所を決めて
勝手に観光してたものですが、
これじゃぁハメを外すこともできなくて、つまらなくないかなぁ?
北野天満宮で見かけた看板。
わし…女一人旅。どうしろと?
夕方に、寺町通から姉小路通に入ったところにあるカフェ、
柳野に行き、抹茶のセットをいただいてきました。
京都で落ち着いてお茶が飲めるところはどこ?
と質問して、真っ先に推薦してもらったところです。
7人ほどが入ればいっぱいになってしまう、
一枚板のカウンターのあるこじんまりとしたお店。
若い女性ひとりできりもりするには、このくらいがちょうどいいのでしょう。
お客さまひとりひとりに、違うお茶碗でお茶やコーヒーを出していたりして
ちょっと気が利いた感じ。夜はバーに変わるらしいです。
でもきっと、普通の観光客では見つけられないお店なんだろうなぁ。
この日はデパ地下で、料亭のお弁当を買って、ホテルで夕食をとりました。
もう歩き回る気力もないし、
ていうか、今日すでにかなり歩き回っているし、
さすがに夕方6時過ぎたら眠くて眠くて。
デパ地下で買ったお弁当。
ちょっと豪華? でも1000円だったさ。
夜9時にはベッドに倒れこんだけれど、
夜中12時前に寝苦しくて、目が覚めてしまいました。
だって、部屋の中を人が歩いているような気配がしたんだもん。
そういえば、窓の外から墓地が見えたんだっけ、この部屋。
ぶんぶんうなっている冷蔵庫の電源や
ユニットバスの換気扇のスイッチを切っても、
なんとなく寝付かれなくなってしまって、
持ってきた本をしばらく読んでいたけれど、
その題名が『巷説百物語』だというのは、自分でもどうかと思った。
いや、この本自体は、怪談というよりミステリなんですけどね。
この日、歩いた歩数、32367歩。
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