Sun Set Days
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2004年08月13日(金) Sunday Morning

 今日は久しぶりに中国で働いている同期から電話がかかってきた。昨日の休日に折り返し電話が欲しいという留守番電話が入っていて、新しい番号(080からはじまるやつ)も吹き込まれていた。そして、そのメッセージを聞いたのが深夜だったため今日になってから会社から電話をかけてみた。
 すると、5分後に折り返しかけると言ってかかってきたのだけれど、なんとその電話は中国からだった。同じ会社なので国際電話ももちろんありなのだけれど、それでもなんともまあ、距離の遠さに驚いてしまう。
 用件はちょっとしたことで、それはすぐに終わり、それからお互いの近況を伝え合う。会社の電話なのにと思いつつ、約1年ぶりの同期との会話は、けれども時間を感じさせないほど自然な感じで、なんだか不思議な感じになる。
 冬のまとまった休みには、ぜひそっち(上海)に遊びに行くよと言い、いままで食べたこともないような中華を食べさせてやるからさと言われる。今まで食べたこともない中華ってすごい楽しみな感じだ。頑張ってなと言って電話を切る。後輩たちはいまの電話が中国からだなんて思ってもいないよなと思いつつ。
 ちなみに、新しい携帯電話は、海外でも繋がるやつなのだそうだ。


 仕事が終わってから、後輩に車で送ってもらう。後輩の誕生日プレゼントを買うと言うので、一緒に夜まで開いている雑貨屋に行く。
 キッチングッズからフォトフレームからカーテンから、たくさんのいかにも女の子が喜びそうな雑貨類が豊富に飾られていて、けれども個人的にも雑貨は好きなので思わず見入ってしまう。定番の柳宗理のキッチンツールから、デロンギのアイスクリームメーカーまで、やっぱりじっくりと見ていると楽しかったりする。
 そして、思わず後輩を呼んで「これすごいよ」と言ってしまったのが「イージー・モーニング」というコンテナ。これはシリアルやキャンディを入れてハンドルをガチャガチャと回すと少しずつ出てくるというものなのだけれど、ABS樹脂製のかなりチープなものなのだけれど、なんだか妙にツボにはまってしまったのだ。
 日曜日の朝に、アメリカの平均的家庭の子供が眠たそうにキッチンに下りてきて、眠たそうにお皿をセットして、がちゃがちゃとシリアルを出してとぽとぽと牛乳を注いでいるイメージが思い浮かぶようなやつと言えばわかりやすいだろうか。
 その話を後輩にしたら、後輩は「そして、隣ではお父さんがコーヒーメーカーでコーヒーができるのを待ってて」と言った。そういうのもすごくありそうな感じだ。いまのアメリカに、そんな古きよき中流家庭がどれほどあるのかはわからないけれど、それでもハリウッド映画やアメリカのホームドラマでいくらでも見ることができたそんな家庭のイメージが浮かぶような感じ。
 調べてみたら、「イージー・モーニング」はペット用グッズサイトで一応ペット用としても売られているみたいだ。
 はじめて入る店を訪れるのはいつだってどこか楽しいと思う。見たことのないような品物を見つけることができたりするし。


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 お知らせ

 パラグアイ戦は残念だったのでした……


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