Sun Set Days
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2003年04月04日(金) 『男と女』

 今日は仕事が早く終わって22時30分に帰ってくることができたので、途中のコンビニでお弁当を買って、23時から部屋を暗くしてDVDで『男と女』を見た。あの『ダバダバダ、ダバダバダ』のテーマソングでおなじみの、カンヌやアカデミー賞などを受賞している1966年の作品(クロード・ルルーシュ監督)。

 昨日、ちょうど特別版のDVDが発売されていて、しかも「永遠の愛の名画が豪華映像特典を収録した特別版で蘇る!」と帯には書かれていて、「完全初回限定パッケージ」というちょっといい箱に入っていて、限定物とかプレミアムとか特典とかおまけに弱いSun Setさんは買ってしまったというわけです。

 けれどもまあ、僕はこのものすごく有名な作品をいままで見たことがなくて、そのあまりにも有名なテーマソングと、砂浜で主演の2人が抱き合ってぐるぐる回るやっぱりこれも有名なシーンしか知らなかったので、ずっと興味があったのだ。で、初DVD化ということで思わず手に取った。昨日は映画をとても見たい気分で何か1枚DVDを買うつもりで、最後までウディ・アレンの『アニー・ホール』と迷って、結局『アニー・ホール』は見たことがあるので、見たことのない『男と女』を買った。

 見てよかったと思う。ものすごくツボにはまるというわけではないのだけれど、それでも歴史に残る作品というのはやっぱりすばらしいよなあと改めて思わされた。愛情を育てるためには、相手の前にいることと、相手から離れている時間の両方が必要なのだなということが映像とストーリーで描き出されていたし、ドービルの美しい風景の映像も印象的だった。

 基本的に過剰に感傷的な部分も生々しくて魅力的で、予算の関係からという屋内白黒、屋外カラーの撮影も妙な味を出していて、何よりも主演の2人がよかった。特に、アヌーク・エーメがものすごく魅力的だった。美人の女優ってもちろんたくさんいるのだけれど、、かなり画面で映える人だと思わされた。

 1966年って、生まれる前の映画なのだなと思ってみたり。


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 お知らせ

『アニー・ホール』と『夏物語』(ロメールのやつ)は、主人公とヒロインが喋り続ける作品で、そういうのもかなり好きなのです。


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