Sun Set Days
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インターネットラジオ局のひとつにi-radioというところがあって(http://www.i-radio.fm/)、そこにはCharaの「Happy People」というレギュラー番組がある。インターネットでラジオだなんてブロードバンドならではなどと(たんじゅんに)思いながらたまに聴いているのだけれど、今日は休日だったので久しぶりに聴いてみた。 なんと、Charaの新曲(の一部)を聴くことができるようになっていた。 3月5日発売の「みえるわ」という曲。 あぁー、これはCharaだなーという感じの曲で、ファンには結構嬉しいのではないかなという感じ。 そしてぼんやりとCharaを聴きはじめてからもう10年経ったんだなと思う。 昔ほど熱烈にというわけではないのかもしれないけれど、いまでも新曲が出れば聴きたいと思うし、購入するだろうし、繰り返しプレイのボタンを押してしまうような気がする(そして実際にそうしている)。 久しぶりでも、新曲でも、その声を聴くやいなや、もうある種の周波数がちゃんと自分の中に用意されているような感じだ。 よく、ユーミンとかサザンオールスターズのファンの人のもうかなりの年月ファンでいるのだという話を聞くけれど、そういう人たちと同じような感覚なのだろうなと思う。 そして、そういったお気に入りのアーティストの新曲を聴くたびに、本質的なところでは何も変化などしていないのかもしれないと、思ってみたりもするのだろう。 実際はどうなのかよくわからないままに。
そして、そのラジオを聴いていたら懐かしくなって、そのままベストアルバムの『Caramel Milk』を引っ張り出して聴いた。確か2年と少し前、仙台に出張に行っているときに、いまはすでに会社を辞めてしまっている同期の車で連れて行ってもらったTSUTAYAで買ったやつ。確かそのときはR-Kellyのアルバムも一緒に買った。 物にはいちいちそういう些細な記憶が付随しているのだけれど、そういうのって個人的には大切だと思う。いままで過してきた道筋なんて、記憶に残っていない部分の方がほとんどなのだから、記憶に残っている部分は(もしかしたらある程度都合のよい恣意的なものになっているのかもしれないけれど)貴重だし、できればいつまでも思い返すことができればいいと思う。 人生は一度きりなんだし、だったら忘れてしまうのはもったいないように思う。もちろん、それは前を向かないというのとは違うことだし。
アルバムを聴き返しながら、これは本当にベストアルバムだなとしみじみと思う。 「大切をきずくもの」も「月と甘い涙」も、「タイムマシーン」も、「ミルク」も、そして「上海ベイべ」もいい曲ばっかり。
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お知らせ
「みえるわ」のジャケットはシンプルでさわやかな感じでいいのです。 ちなみに、今日の日記のタイトルは、「月と甘い涙」の歌詞の一部です。 Charaの歌詞は個性的。
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