Sun Set Days
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2003年02月16日(日) |
『ちびまる子ちゃん』15巻 |
最近は仕事が終わって部屋に帰ってくるのが23時前後のことが多いのだけれど、その途中でコンビニに寄るのが日課になっている。別に特に何も買わなかったり、買ってもお茶とかくらいのときも少なくないのだけれど、それでもある種の習慣のようなもので必ず寄ってしまう。 帰り道で寄ることができるのはローソンかファミリーマートで、選ぶ道によってどちらに行くのかが決まってくる。 そして、昨日の帰り道ではファミリーマートに寄ったのだけれど、そこに『ちびまる子ちゃん』の15巻が置かれていた。思わず驚いて手に取ってしまった。帯にはこう書いている。
国民的アイドルまる子の新作がついに登場!!(←国民的アイドルの使い方が間違っているような気がするのは気のせい?) 6年ぶり大爆笑 さくらももこ
僕はさくらももこが好きでエッセイはほとんどすべて読んでいるし、マンガのちびまる子ちゃんだって全部読んでいる。確かに14巻以来ずっと新刊が出ていなかったけれど、ようやく発売したんだ! と思ってそのまま購入。そして、部屋に帰って食事をとってから(すでに0時を回っていたのだけれど)、読みはじめる。
読んでみると、それは新作であるはずなのに、いままで他の巻に収録されている作品を何度も繰り返し読んだことがあるせいか、あんまり懐かしいという感覚はなかった。むしろいつものあの感じ、とでもいうようなトーンがそこにはあって、そういうのが定番の強さなのかなと思う。まるちゃんがいて、たまちゃんがいて、おじいちゃんがいて、ひきょうものの藤木がいて、永沢君や花輪君がいる……そういういつもの面々が繰り広げるいつもと同じようなトーンの話に、そうだったそうだった……と思う。
ちなみに、15巻の目次は以下の通り。
藤木のかした30円 の巻 山根、手相に凝る の巻 恐怖の心霊写真 の巻 ベルマークを集めよう の巻 ビンのフタが開かない の巻 暑中見舞いを出そう の巻
個人的には一番面白かったのが「恐怖の心霊写真 の巻」で、ブー太郎がいい味を出していて笑ってしまう。 今後も続編が出るとのことだけれど、気長に待っていようと思う。
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お知らせ
後半の話は読んだことあるなと思っていたら、『富士山』に収録されていたものでした。
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