Sun Set Days
DiaryINDEXpastwill


2002年10月05日(土) 防災施設点検/就業構造基本調査

 今日は半年に一度の住んでいるマンションの防災施設点検の日で、部屋で順番が来るのを待っていた。
 これは、事前に告知された日に管理会社の社員の立会いの下、業者が来て火災報知器や非難具がいざというときにしっかりと使うことができるのかどうかということを点検してくれるものだ。
 そして、この日は基本的にそれが終わるまで外出できない。というのも、もし本人がその日不在でも、管理会社が勝手に鍵を開けて部屋に入ってくるからだ(もちろん、事前に配られていた案内書にはその旨はちゃんと書いてある。どうしても都合のつかない方は連絡を下さいとも)。ただ、自分がいないときに、他人が自分の部屋に入るのって正直な話ちょっとというかかなりいやなので、僕は点検の日には必ず部屋で待っていることにしている。もしそれが早く終わったらJリーグに行こうという話もしていたのだけれど、結論から言うと僕の部屋の点検時間は少し遅かったので、元々の計画通り来週に行くことになった。ちょっと残念だけれどまあ仕方がない。半年に一度のことだし。

 点検の業者は、キッチンにある火災報知機をチェックし、それから非難梯子を確認する。半年前と同じ。そのときにも書いたけれど、点検は大切なことだと思うけれど、もし実際に火事になったら、間違いなく僕は非難梯子を使わずにベランダから飛び降りる(僕が住んでいるのは2階だし)。待っている時間が長い割に、実際の点検は5分とかからない。「お疲れ様でした」と送り出して、それで終わり。
 今回の点検で、このマンションに住みはじめて、もう4回目ということになる。昨年の1月はじめに引っ越してきたから、もうすぐ2年になるのだ。そういうのって、なんだか不思議な感じがする。基本的には、転勤が多いので同じところにあんまり長くはいないことに慣れている。それがすごく新鮮で都合がいいなと思っているのだけれど、2年も同じところというのはちょっと長いかもしれないと思うのだ(いまの部屋自体は気に入っているのだけれど)。

 いまDaysを書きながら、部屋の中を見回してみる。昨年の暮れくらいからずっと本棚が欲しいと言っていて、実際にいくつかの店を見て回っているのだけれど、なかなかイメージ通りのものが発売されていなくてまだ買っていない。一度買ったらどうしたって長く使い続けるものであるし、焦る必要もないかなと。けれども、さすがにちょっと本が溢れてきたので、そろそろ買わないとなと思う。そして、本棚を買ったらここに置こうというのは決めてはいるのだけれど。

 ちなみに、昨日夏物冬物の模様替えをしていたら、思いがけないところから存在すら忘れていた3万円が出てきて思わずにやけてしまった。完全に忘れていたので(忘れるなよ)、そういうのってとても嬉しい。たとえば冬物のコートのポケットに飴玉を入れておくとか、お気に入りのポストカードを入れておくとかして、次のシーズンにそれを出すときに再会するとか、そういうのもありだよなと思ってみたり。すっかり忘れている楽しみというのは意外とインパクトがあると思う。お腹が空いて何気なく開けた冷蔵庫の中にアイスクリームが入っていたりすると嬉しいように。


―――――――――

 そして、夕方には「平成十四年就業構造基本調査」の記入用紙を回収に係りの人が来た。
 僕の住んでいるマンションが数多くの人が回答する今回の調査のサンプルの対象となっていて、事前に用紙を渡されていたのだ。配られたパンフレットによると、「就業構造基本調査」は5年に1度行われるもので、「ふだん何か収入になる仕事をしているかどうかや就業に関する希望などを明らかにする統計調査」とのこと。「この調査によって提供される「雇用に関する詳しい状況」のデータは、国や都道府県などの行政施策にはもちろん、学術研究などにも利用されます。」ともある。

 結構パンフレットにはいろいろ書かれているのだけれど、たとえば、「調査世帯はどうやって選ばれるの?」というところでは、「標本調査では、統計理論に基づき全国からかたよりなく世帯を選ぶことによって、日本全体の様子を推計します。」とある。果たして、それがどんな統計理論なのかはよくわからないのだけれど、なるほどねえと思いながらマークシートを塗りつぶしていた。

 また、「個人情報は保護されます」というところでは、統計を作る目的以外にしようされないことが説明された後、「集められた調査用は、1枚1枚厳重に管理され、統計を作成した後、溶解処分されます。」と書かれている。溶解処分って、なんだかやけに仰々しい。

 ちなみに、今回の結果は総務所統計局・統計センターのホームページ(http://www.stat.go.jp/)に掲載されるとのこと。いつになるのかは書かれてはいないけれど。

 用紙を係りの人に渡すと、お礼状と粗品をもらった。アルバイトの人がやっているのだろうけれど、○○様と名前を記入するところにはちゃんとボールペンで手書きで書いてある。また、粗品は小さなハンドタオル2つ。小さな紙が入っていて、「この製品は環境保全のため、ペットボトルから作られた繊維を使用しています。」とある。国の調査の粗品っぽい感じだ。


―――――――――

 お知らせ

 今日のDaysのタイトルは仰々しいですね。


Sun Set |MAILHomePage

My追加