2005年09月19日(月) |
イタリア・ボローニャ国際絵本絵画展。 |
今年も行ってきました。 あまり好みの絵はなかったのですが、常連さんで、好きな絵本作家さんの絵があったので、じっくりと見てきました。 丁度今年で絵本原画展が25周年との事で、受賞した事のある絵本作家さんたちの直筆メッセージのコーナーがあり、大好きな福田純子さんの絵もありました。この人の絵はCGでしか見た事がなかったんだけれど、直筆の絵も凄く良くて、CGじゃない絵本も作って欲しいと思った。 っていうか、この人の本って1冊しか持っていないんです。他にも出ているのかもしれないのですが、名前で検索しても別の人だったり、本人の本だったとしても、私が持っている本だったしなぁ。 美術館でもこの1冊と、去年は確か…巻物があったなぁ。またえらい高いんです。巻物はいらんのだよ。ポストカードにするか、本にしてくれ〜〜。 そういや、ポストカードは何枚か持っているんです。あまりにも好きすぎて、同じの何枚も買っている状態(笑) サイトも作っていないようだし、本も…マイナーな所で出版しているんでしょうか? とにかく、じっくり時間かけて調べるとするか。
嬉しかったのは97年の図録があった事。 この原画展には97年から行っているのですが、この年とてもレベルが高かったので嵌ってしまったんだけれど、一番好きな絵が図録に入っていなかったので、買わなかったんです。翌年ちょっとレベルダウンしていて、前年の図録が欲しいと思ったのに、売り切れになっていて、それから毎年別の年の図録はあるのに、97年だけはなかったんです。 もう手に入れることは出来ないんだなと諦めていたら、97年図録って置いてあるじゃないですか。思わず中身を確認して即効で「これ下さい♪」な感じでレジに行ったら「これ、今凄く売れているんですよね。どうしてでしょうか」と言われてしまった。 それは97年に素敵な絵本作家さんが沢山いたからでしょうに。 と言いかけた(笑) 観に行った人も、観に行かなかった人も中身を見て「これは買いだ」と思った人が多かったんだろうな。 嬉しいような、ちょっと淋しいような。
サイン会もやっていて「可愛い。独特〜〜」と好きになった絵の絵師さんがいて、本もあったので、即効手に入れ、サインを貰った。 北見葉胡さんの「タマリンとポチロー」という絵本。 原画もとても素晴らしいんだけれど、絵本になった時の秀逸さったら♪ 遊び心も入っていて、お気に入りの1冊になりました。 こうやって、毎年絵本が増えていきます。 でも、おそらく日本では手に入れるの難しいだろうという海外の絵本を手に入れる事も出来るので、図録共々宝物です。
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