創造と想像のマニア
日記というよりもコラムかも…

2005年05月15日(日) 今日の響鬼。

ますます面白くなっている「仮面ライダー響鬼」ですよ。
これはもうマジでただのヒーローものではないんですよ。人間ドラマなんです。幅広い年齢の人に見て貰いたい! っつーか、見ろ! な感じなわけでございます。
今回は体がダメになってしまった斬鬼の最後の戦いであり、戸田山デビューの話なのですが、ここがまたジーンとくるし、笑えました。斬鬼さんに憧れるあまり斬鬼さんと同じ戦い方をするんですよね。でも、それじゃいけない。自分の戦い方をしなければ成長しないと「斬鬼さんあっての僕ですから」という戸田山に自分との事を忘れろというんですよね。そこにどれだけいい師弟関係だったのかが見えてくる。お互いを思い、お互いを尊重する気持ちが見えた。とても言葉少ない斬鬼さんなんだけれど、少ない言葉の中に優しさが詰まっているんですよ。表情もいいしね〜。それに、響鬼との関係もいいじゃない? 語られてはいないのですが、電話でのやりとりを聞くだけでも充分。
猛士のメンバーは強い絆で結ばれているんだなぁ。同じ目的をもって、それぞれの力をそれぞれの目線で見て、行動をしているからこそ通じ合っているんだろうな。
響鬼と明日夢くんの関係も好きなんですよね。猛士に入っているわけでも、これから入ろうという流れになっているわけじゃないけれど、それでもお互いを磨くというか、強くなろうと思う気持ちが明日夢にあって、それを受け止めている響鬼さん。兄弟でも、師弟関係でもない絆がそこにあるわけで。
今回「もしかして僕を弟子に…」と、響鬼の弟子の話をこの2人がして、それは考えていないし、明日夢も鬼になりたいと思っているわけではないと話をするのですが、猛士としての師弟関係ではなく、人生の先輩として、友達として、いい友情関係が生まれているのがいいです。まだ知り合って少ししか経っていないのに、これだけ信頼出来る人に出会うというのはとても大切で貴重な事なんだよね。
威吹鬼とあきらの関係も好きです。そこにはとても大きな愛情があり、優しさが存在するわけですよ。様々な師弟関係があるんだな…ってのを見るのも楽しい。
それに、今回はいつも顔だけ変身解いているのにはどういう意味があるんだろうと思っていたのも明らかにされましたね(爆笑)
全部変身を解くと裸になってしまうから、顔だけ解くんだねぇ。
まだ顔だけ変身解く事の出来ない戸田山が全裸になっていて、斬鬼さんが上着をかけるシーンに爆笑です。戦うまではめちゃくちゃシリアスで、ほのぼので…という話だったのにそれかい!! みたいな(笑)
でも、それがあるから面白いんだよね。
「仮面ライダー響鬼」はただのヒーローものじゃないんだ!!


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未森

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