創造と想像のマニア
日記というよりもコラムかも…

2005年05月16日(月) 相性。

人との相性というよりも、ドラマとの相性というか、脚本との相性とでもいいますか。つくづく私は井上さんの書く脚本がどうにも肌に合わないみたいです。
「白い巨塔」からなのか、それ以前からダメだったのか解りませんが、井上由美子さんが書く脚本は苦手なのが多いようです。全部を調べたわけではありません。でも、ちょっとこれは独り善がりだな…って思うのは井上さんが脚本の場合が多い。
一番酷かったのは「白い巨塔」なんだけどね。だから原作がある脚本は絶対に私との相性は良くない。
元々原作があるものを別の人が脚本を書いて映像化するというのが苦手だともいうのですが(苦笑)
今回の「エンジン」は面白いと思う部分もあるけれど、決めて欲しい部分が決まっていないんですよね。今日のあの親たちの件をビシッと決めてこそなんじゃないかなと思うのです。ま、所詮ドラマなんだからと言ってしまえばそれまでなんだけどね。
だがしかし、大事な部分の1つでもあると思うのです。
それに…今時あんな親いるんでしょうか。
だって、普通に考えたら自分の子供に非があるのって解るだろうが。普段大人しい子が喧嘩をしたって事は明らかに相手に何かをされた、言われたからなのに。
そこをきちっと話もしないで違う部分での討論をするのって凄くおかしいと思うんです。誰もその事に触れようとしない。
いや、所詮ドラマだけどね(苦笑)
あげくの果てにホームに親たちが押しかけるってのはどうなんだろう。誰一人常識のある人はいないって事ですか(笑)
ホームには別の子供たちもいるし、しかも子供たちが寝るような時間に押しかけるわけですよ。小さな子供がいるのを解って、子供のいる子供を産んだ親たちがホームに押しかける。
1人じゃないんです。沢山の親たちが。
あんだけ沢山の人が常識ないって事にしたいのかもしれないけれど、無理があるんじゃぁ……
っつーか、あんな親ばかりだったらダメっしょ。
いくらダメな親を表現したいとしても。
ホームにいている人が善で、それ以外の人を悪と極端にしすぎだと感じました。
見ていてスカッとするというよりも、大丈夫なのこの親たちは…なんて子供がいない私が感じちゃうわよ!
ドラマだから現実離れしている部分や突っ込みいれる部分があって当然だけれど、あれは酷すぎるだろう。単純すぎて、常識がなさすぎて。
ホームを舞台にするのならば、もっときちんとそこらへんを固めて作って欲しいですね。単に木村くんが「別に子供好きとか、世話をしたいとか何も考えていないけれど、自然にしているだけで子供の心を掴み、子供の気持ちがわかり、通じ合う」ドラマを作りたいというだけに、色んな常識を捻じ曲げているようにしか見えなかったりもする。
はじめは面白いと思ったんだけどなぁ。面白いというか、どう展開させていくんだろうと思っていたんです。好きなレースが舞台の物語で、主人公がレーサーだったから。
でもなぁ…って感じです。


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未森

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