村上龍の新刊が出ましたね。かなり分厚い本で上下巻。好きな分厚さです。が、村上龍はあまり好きではないんです。だって…グロくてエロいんだもん。しかも無駄に……なんで、読んでいないのですが、今回の本を並べていた同僚が少しあらすじを読んだらしく、内容を教えてくれたのです。 北朝鮮をとりあげた小説のようで……今問題になっている国だからなのでしょうか。でも、特に読みたいとは思わないなぁ。 だって今のように色んな事を明かされてからではなく、明かされる前にフィクションにしながら真実を描いた小説を読んでいるから「今問題になっているから」ととりあげられた感じがして余計に嫌になってしまっています。 ファンの人ごめんなさい。 でも、何となく二番煎じって感じがするんです。読んだら気持ちは変わるかもしれないけれど、やはり元々防衛庁で働いていた人のあの無骨な小説の方が、どん底を描いてくれるような気がするのです。そして、その中にほんの少しの希望と、自分の気持ちをもっともっと普段気付かない事の有難さに目を向ける機会を与えてくれる気がする。気がするのではなく、本当にそうなんだけれども。 そして「恋刃」を読んだからまた五條モードになっているのに、更にまた五條モードになっています。 高村薫さんの「李欧」も読みたくなってます。高村さんの小説は北朝鮮ではないんだけどね。高村さんの小説はまだ読んでいない本が結構あるのですが、この人はハードカバーと文庫では話がかなり変わってくるので、全部ハードカバーで読みたいと思っています。が、幾つか文庫で読んでいるんですよね。「李欧」「黄金を抱いて翔べ」「神の火」の3作。全部これハードカバーで読んでおきたいなぁ。ハードカバーで持っているのは「マークスの山」です。このシリーズは全部ハードカバーで集めるぞ! と思いながらも2作目の「照柿」、3作目の「レディ・ジョーカー」を持っていません……買わなければ。がっつりと重い小説を読みたい気分なのです。 「血脈」も下巻になってから漸く面白くなってきました。が、重い小説ではないんですよね。もっともっと重いのが読みたいです。
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