隔月連載だから、新刊が出るのは1年に1冊ずつ。 連載が始まってから随分経つけれど、まだ3巻なんですよね。雑誌を買っていないから余計に長く感じる。 いつも私は流し読みを軽くしてから、再読でじっくりと読み込むタイプなのですが(漫画のみ)、この人の漫画だけはそれを許さないんですよね。流し読みをしても全く解らないから、はじめから気合を入れて読み込む。ただ漫画を描いているのではなく、その国の文化や人間を描いているので面白いんですよね。 「NATURAL」を描くまでは外国、特にアメリカが舞台の漫画が多く、アメリカの文化や風習を描いていたし、その舞台となる国の宗教も調べ上げてから描く人なので、そこも面白いし、とても興味深いし、何よりもそれが自然に出ていて、尚且つ話が面白いので、ずーっと読み続けているのですが、日本に対して特に興味を持っていなかったと思っていたし、私も日本に対して自分の国なのに特に文化や風習等に興味を持たなかった。でも、自分の国だから見えてなかった、当たり前だと思っていた事、そして知らない事が多すぎると今になって感じる。 成田さんの漫画を読んだからというわけではないんだけれど「狂言」「能」「歌舞伎」に少し興味を持つようになった。「古典落語」は何故か子供の頃好きで、見に行くのではなく、テープで聞いていたんだけど、今は全く聞いていないし、見ていない。 外国の文化に興味を持つのは悪くない。でも、まずは自分の国、そしてアジアを知る事って大切なんじゃないだろうか。と、また感じた。 西洋文化も面白いけれど、それ以上にアジアの文化って面白いし、興味深いし、とても深い世界だと思う。 そう感じるようになったのは大人になったからなんだろうか。 成田さんの漫画もそうだし、五條さんの小説にも影響されているんだろうな。 それプラス、きっと大人になったからだと思う。 昨日「監督不行届」の感想を書いて、次の日はこれかい! と、自分の中のギャップがまたたまらん。 いいのだ。色んなものが好きで、色んな事に興味を持ちたいのだ。
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