解放区

2012年04月27日(金) 父休む。

毎朝起床すると、父の朝食を支度する。ちなみにてめえは健康と美容のために朝食を食べないが、これはまた別の機会に詳しく書こうと思う。さらに言うとてめえの主義は人には押し付けないことにしているので、朝食真理教徒の父にはお望みどおりがっつり朝食を用意する。

朝食の準備ができるころにヘルパーさんが来てくれるので、あとはお任せして自分の支度をする。ヘルパーさんには食事の介助(と言ってもちゃんと食べるか見守るくらいだが)をしていただき、その後薬を飲ませていただき、歯磨きなどの見守りをしていただく。てめえは支度ができると出勤。あとは送迎などをお願いしている。

今朝は食事の支度をしてからヘルパーさんに後をお願いし、てめえの支度をして仕事に行こうと父の部屋をのぞいたら、父はまだ眠ったままでヘルパーさんが困った顔をしていた。

「一度起きられたのですけど、食事も普段と違ってゆっくりで、食べ終えたらすぐに布団に入られて…」と。頭が痛いとの訴えもあったと。

父に、頭痛いの? と聞くが反応なし。風邪でも引いたのかと体を触るが熱感なし。昨晩の父は珍しく夜中ごそごそしていたので、てめえの第一印象は単なる寝不足かと思った。

どうする? しんどいのやったら今日は休むか? と聞くが反応なし。ここまで反応がないと逆に病的な印象はなく、今日は休ませることにした。てめえは午前中の仕事は休むことができないので、午前中はがっつり寝ていただき、昼から帰ってきて面倒を見ようと考えた。

ヘルパーさんには大変申し訳ないが送迎は不要なので帰っていただき、夕方の分もキャンセルした。幸い妹が午前中休みとのことで、暇なときに顔色見てくれと伝言し仕事に向かった。

仕事中に妹からメールが入る。「腹減った、というて元気そうだった」と。やっぱり寝不足だな。

仕事を終えて昼過ぎに帰宅。父はまだ寝ていた。今度は朝と違い、声掛けに反応。「腹減った。ラーメンが食べたい」などと言うので、近くのラーメン屋に連れて行った。いったん起きるとてきぱきと着替える。

ラーメン屋に向かいながら「朝誰か来なかったか?」と尋ねたが、予想通り「誰も来てへん」との回答をいただいた。

ラーメン屋では餃子と大盛りラーメンを平らげ、帰宅後再度爆睡。夕方前に起きてきて「おはよう。あれ、朝の薬がなくなっている!」などと言っていたが、もう夕方ですぜ朝の薬はとっくに飲まれてますぜとてめえは壁にかかっている時計を示した。


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