解放区

2012年03月14日(水) P・U・L・S・E/確定拠出年金

てめえが初めてピンクフロイドに出会ったのは中学生の頃で、ちょうどLPからCDに音楽のメディアが変わる時期だった。ほとんどタダ同然のような値段で叩き売られていたLPをここぞとばかりに買い漁ったものだったが、その中にジャケ買いしたピンクフロイドの"A momentary lapse of reason"が入っていた。今見ても衝撃的ジャケットだ。一目惚れしたてめえは、中に入っている音楽がしょーもないものでも、ジャケットだけ部屋に飾ればそれで満足だと思っていたが、中身も衝撃的で、たちまち虜になってしまった。

ロジャー・ウォータースが抜けた後のピンクフロイドでこのはまりようだったわけで(もちろん衝撃的にジャケ買いした当時のてめえはそんなことも知る由もなかったし、ネットもなかったので情報もなかった)、その後買い求めた"Wish you were here"にノックアウトされ"The dark side of the moon"でてめえは昇天した。


最近iPhoneを導入してから音楽を楽しむ時間が増えた。というわけで、久しぶりにピンクフロイドを聴きなおしたが、やはり当時の感動は色褪せず。たちまちライブ映像である"P・U・L・S・E"を衝動買いしてしまった。

2枚組のDVDだが、2枚目はまるっと"The dark side of the moon"の全曲の演奏が入っている。終わりに近付くにつれて、メンバーがとても楽しそうに演奏しているのを見て不覚にも涙が止まらなかった。ステージも演奏も素晴らしいの一言に尽きる。本当に良い買い物をした。一生の宝物になるだろう。


  


あらためて思ったこと。ギルモアのギタープレイは素晴らしい。映像で見て感動ものだった。あと、楽曲の作成などバンドの色を作ったのはウォータースだとずっと思っていたが、それは間違いでギルモアあってのピンクフロイドだということを強く感じた。ギルモアのボーカル及びギターがなければ成立しない。逆にウォータースはいなくても成立している。そのことに気付かされた。


確定拠出年金だが、本日琉球銀行に資料請求をした。もっとも経費が少ないのはどうやら琉球銀行みたいだ。岩手銀行という説もあったが、当の岩手銀行のウェブサイトには何の情報もない。さほど変わらないのであれば、かつて口座も持っていてそれなりに愛着もある琉球銀行がいい。

さて運用方法だが、もちろんインデックス投信の積立にする。外国のみにするか、日本のインデックスも含むか考え中。日本経済の今後に関しては悲観しかないが、今が買いごろなのも事実だと思うからだ。

投資信託の積立を始めた時にいろいろと勉強したのだが、とりあえずはじめてみないとこれ以上のことはわからんと思い、アクティブファンド1つとインデックス3つ(外国株式・外国REIT・新興国株式)にそれぞれ月々1万円ずつで開始した。アクティブは毎月分配が出るというやつだ。何事も勉強だと思い、あえてひとつ入れてみた。もちろん分配金はすべて再投資にした。

昨年1年間は全部赤字だったがいずれは改善するはずと思い淡々と積み立てていたが、我慢した甲斐があり今年に入ってからいずれも大幅に収支が改善し、今はすべて黒字になっている。

ちなみに、現時点で収支がもっともよいのは外国REITと外国株式で、新興国株式はいまいち。新興国にはもっと期待していたのだが、本格的な資本主義を最近始めた国と比べると、やはり資本主義を知り尽くしている国の株式が最も強いということなのだろうと思う。そういう意味ではやはり日本は買えないな。政府も国民も資本主義理解していないしな。

というわけでいい勉強になった(投信の積立がもっとも確実で良い投資方法でやっぱりインデックスファンド積立が最強ということを確信した)ので、毎月分配型の投信は解約しようと思っている。黒字だしな。その分毎月1万円が浮く計算になるので、とりあえずはそれを確定拠出年金に回そうと思う。今はあまり首が回ってないしな。様子見ながら投資できる金額の満額まで増資するつもり。


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い・よんひー [MAIL]

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