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2003年11月12日(水) ■ |
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“Unbitous JAPAN!” |
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「のぞみは、かなう」というキャッチフレーズで有名なあの電車ですが、私は あんまり望みをかなえて貰ってませんね。
11時頃に母親からメールを貰って、父親の外来受診の様子を連絡してもらって、 それから大学へ出勤。
3限の学部講義の話を聞きながら、少しずつ民法のアタマをつくりそれはそれで 楽しむ。これからは少しずつ、なんでも試験勉強に結びつけていかないと、なんて。 もっとも、「法人格」の話なんて、見事に該当するセンテンスがある訳なんですが。
昼食は雑炊で少し暖まり、アイドリングタイムはインターネット。 この私に激情をぶつける書き込みをするような「命知らず」が居たので、とりあえず 更に地雷を投下してみる。さあ、今度のコはどこまで食らいついてこれるかな?
で、ゼミの輪読の時間になり、他人様の発表をもそもそと聞くことになりまして。 手元にちょっとした新書をしこんで、それを読みながらチョットだけ補足してみたり して、それはそれで有効にその時間を使っていたわけですが。
ちょうど最後の人の発表が終わる頃に母親から電話がかかってきまして。 1回目は無視したんだけど2回目は休憩時間にさしかかっていたので取る。 と、「父親がまた胃が突っ張るとかで病院に走っていった」というわけですね。
クルマで一旦家に帰ってきて、それからタクシーで駆けつけるようにするとか 言っているので、思わず口から出た一言。
今から新幹線で名古屋に行って、クルマは動かしてやるからそのままクルマで病院行け
・・・つくづく余計な事を言ったと思いましたね。 そこからが大変。中座の旨説明し、チャリンコこいでアパートに戻ったのが18時10分前。 とりあえず適当に荷物を持って、市バスに飛び乗って18時5分。 烏丸七条でバスを降り、ぱ・る・るプラザ内のATMでお金をおろし、近くの金券ショップで 新幹線の「ひかり・こだま限定回数券」を名古屋まで購入する。この時18時56分。
で、直近の「ひかり」が19時で、その後が19時半過ぎまでないとなれば、 当然19時に乗らなければ・・・!というわけで、ポルタの「くまざわ書店」前 から新幹線のホームまでを全力疾走し、何とか駆け込み乗車に成功。
名古屋まで小1時間、駅から400m程歩き、信号待ちに捕まった1流メーカーの 流しの小型タクシーを拾って病院まで(3メーター770円。意外に高いなあ)。
ということで、電話を受けてから3時間で病院に駆けつける事が出来ました。
もっとも病状(ではないのだが)は、予想より思いっきり軽く、要するに
「胃→小腸の流れが悪いのに食い過ぎて、結果渋滞した食物が胃に溜まるから」 ということなんですね。なんで流れが悪いか、とか細かい事は私の2年前の日記を 参照して下さい(w
そんな簡単?な状況なわけですが、いかんせん今日は運が悪い!!
まず、本人が処置室に入る前に2台の救急車が来て、 母親が(入院道具を持って)駆けつけると1台救急車が来て、 私が到着した時点で1台来て、そしてその直後にまた1台。
これだけ「緊急ホットライン」で運ばれていては、自分の足で来た人は後回し ですわねえ。 そんなわけで、病室に案内されたのが21時半頃。それから30分くらい居て、 で退散してきたのですが・・・。
これで明日は大阪で講義を受けると言うんですから私もタフですよね。 基礎体力ない割には。
今日のオマケ; 「重症でない人は極力市井の病院や休日・夜間診療所を使うようにしましょう」 私の父の話もそうですが、それいじょうに「血」や「仏様」と一つ屋根の下 (=部屋)にいることも多いですよ。 今回も見事に前者(交通事故でしょうなあ)と後者(ご老人が急にぽっくり逝ったっぽい) が、我が父の居る救急処置室の奥の方で繰り広げられておりました。 こういうのは母親はてんでダメなので、私がその間変わって付き添っていたわけで。 (私は逆に「処置マニア」なのでこういう非日常空間が大好きです)
<今日の日記のタイトルの意味> 新幹線に乗るときって、たいてい「(何か)悪い」時に使いますからね、 ついついこういうイタズラをしたくなるわけで・・・。
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