日々、ポケットへつめこんでおいたこと。
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2004年12月25日(土) 今年のメリーは、生まれて初めてニューロティカを観ちゃったナイトとなりました。

昨日のわたしは算定の鬼。ケンシロウの指で、アタタタタタタタタタタァ!!!!北斗百烈拳のようにね、おそらく230件あまりのカルテを一人でさばききりました。これだけの数をやっていると、座ってやる仕事なのに、ちょっと息切れがしてくるのですよ。ぜいぜいぜい。

今日は、昨日ほどではありませんでしたが、雑用というか、細かな仕事がいろいろあったので、いつもの業務をしながら他の仕事もしていると、結局忙しくて、なかなかトイレにいけなかったなぁ。

井上さん大丈夫?ほんとに大丈夫?大丈夫?大丈夫?って、入院中の子の穴を埋めるためバタバタしているわたしに、たくさんの声がかかります。大丈夫です、と答えるけれど、正直しんどい。それが顔に出ているのかしら、うるさいくらいに言ってくるのです、大丈夫?と。
大丈夫でなくたって、結局みんな、わたしその仕事わからないからって言うじゃないかーわたししかできるひといないじゃないかーわたしがやるしかないじゃないかー。だからもう、そんなに言わないでほしい。

でもでも、これは、すべてしかたのないこと。
みんなが大丈夫?と思ってくれるのも、ありがたいこと。
もう良いのです。
あとは28日の急患当番が無事終われば、今年の仕事もおしまいです。

さぁて、今日はお仕事半日、お昼をミルへ行きました。今年中にもう一度行っておきたかったのです。久々にスコーンをいただきました。ミルのスコーン好きなんだよなぁ。けっこうずっしりつまってる感じなんだけども、しっとり柔らかくて。
ミルさんへ来ると、わたしも、ゆっくりをきちんと過ごそう、というような、しゃんとした気持ちになります。なんだろうな、この独特の空気。この空気を味わいたくて来るというのも、あるのだな。

本山で時間をつぶして、そしてダイアモンドホールへフラカンを観に。フラカン大好き。イエーイ。今日のは何バンドも出るけれど、フラカンが観たくて行くのよ。ピース!ピース!
でも、なんだか若いお客さんが多くて、若いと言っても、なんというか、パンキッシュだったり、なぜかサンタやトナカイのかっこうだったり、ちょっと奇抜で派手な子たちがいっぱいで、わたし、あわいグリーンのセーターで、オーロラシューズで、なめてんのか?!みたいでしょ。ちょっとほんと怖いッスと思って、最初ひとりでいた時、体操座りして下を向いていたら本気で寝てしまいました。わたしどこでも眠れるね。
ガーン!と音がして前が明るくなって、あ、はじまった!と目覚めました。
若者たちが、くるくるピョンピョンくるくると踊っているのを、微笑ましいなぁと、ただただ後ろから眺めるわたくしなのでした。

フラカンが始まりました。今日出るバンドのなかではちょっと異色になるのかもしれないな。見せてやれ圭介!と思って観ていました。セットリストも王道というか、「深夜高速」と「真冬の盆踊り」は最低見せねばならぬとこ。短い時間でも、言いたいことはきっちり伝えているなぁと思いました。最近の圭介氏は、“生きる”というのがポイントですな。よかった。
それにしても、みどりさん、初めてフラカン観たんだよね?出てくるなり「おもしろい髪型だね」って、普通に言うから、吹き出しそうになりました。もーそれ言っちゃダメよー笑。
最初うしろで一人でいるとき、わたしの他にもなめてんのか?というような服装の、ブーツはいたおしゃれさんな女の子が隣にいたのだけど、そのひともフラカンが始まったら、前の方にひょいひょい移動して、よさほいよさほい踊っているのが見えて、嬉しかったです。

フラカンを観たらよっぽど帰ろうかと思ったのだけど、もう一つ、どうしてもどうしても、前から一度観てみたいと思っていたバンドが出るというので待ちました。
ニューロティカです。
待ってよかったーーー、あっちゃん!も〜、面白いよ!さすがだよ!面白いだけかと思ったら、髪もうすくて、ピエロのかっこうで歌い続けるアツシさんが、途中からふっと、かっこよく思えてきちゃってね、ロックンロールなんだわ!いいもん観たー!!
あっちゃん、来年3月にはさんま御殿に出演決定だそうですよ。楽しみです。

ロティカを観たら帰りましたが、今日観た中で、ちょっと注目してもいいかもしれないと思ったバンドも、一応ありまして、それは中部TRACKというバンドです。まぁそこまで感動した!ということもなかったのですが面白いなぁと思って。
歌詞もわかりやすく届きやすく、ハッピーでお茶目な印象。くっちゃくちゃでバカみたいだけど、音楽が大好きなんだよ!というのが伝わってきて、楽しいのです。わたしも高校生だったら彼らのTシャツをきて、あの踊る若者たちの輪に入っていただろうと思います。あれくらい単純で笑顔なのがいいのよ。

そんな感じのクリスマスでした。まぁ、クリスマスとか、殆ど意識していなかったけれども(いいのかそれで;)

でもおうちへ帰ったら、お母さんがケーキを買ってきたよと言って、出してきてくれて、食べました。わーい!


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