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2009年01月10日(土) |
『トライアングル』と『ありふれた奇跡』 |
『トライアングル』、堺雅人さんは、1シーンでした(;^_^A
関テレ50年記念ドラマということで?豪華俳優です。撮影もパリ、東京、大阪、上海とあるらしく、エンドロール、モノクロなパリを歩く江口さんが、カッコイし(笑)、上海は蔵様がロケ?楽しみです。わからんけど…。堺さんのシーンも大阪に来てたわけではなさげだし。
さてさて、25年前の小学生女子の殺人死体遺棄事件の謎が現在に…というクライムサスペンス。江口さん演じる亮二が殺したのか第一発見者なのか、まだ生きてたのにその場を離れたのか、なんだか謎がな1話。
広末演じるサチが、実はその殺された少女だったという告白で終わりましたが、同級生にしたら若いやろー。
色々憶測。
でも、順番忘れたけど、堺さん谷原さん蔵様と写るのに、いちいちクラッときました。 な、なんて役者揃えたんだ〜〜!!
みんな怪しい演技が好きそうな人ばっかだし、男前だし、謎とかどーでもよくなったりする(笑)
反則なのである。
広末さんは、『ヤスコとケンジ』がよかったので、頑張ってコメディが出来るようになればいいのにな〜と、私的広末さんがシリアスやると魅力感じないみたいです(;^_^A
それにしても、江口さんとゴロちゃんも好きでよかった(苦笑)…毎回チラ見せテク的に堺さんや蔵様、谷原さんを使われるために見るのは、謎にもよりますが、待ちきれない(笑)
謎は原作読んだらいいのかもだけど、読みそうにない。「トライアングル」というタイトルも意味があるらしい、3つの視点?
そして、北大路さんがしゃべったら、もう白戸家のパパ犬を思い出してしまってしょーがないんですが、どうですか?
一方、連ドラは11年ぶりの山田太一作品『ありふれた奇跡』、なんでしょー、山田太一節健在。
加瀬亮さんが、もじもじなよっとしてる感じが好きだけど、じーちゃんの前で普通なのがまた素敵、みたいな。 そして風間父の軽そうな秘密めいた感じ。松重さんが、ソーセージをハサミでじっくり切る性格な役。実直な塩見さんのお巡りさん。ツボだらけだ。
そして、地味に押さえ気味な演出(?)で進む仲間さんと加瀬さんが、きっと陣内さんの言うように「自殺を考えたことがある」過去って…。そして両家の親も秘密めいて謎めいて。
家族にも隠しごとのひとつやふたつあるわけですが、なんだか重たげな…。
切口とかジャンルとか、時間の流れみたいな演出的なものとか違う二つのドラマですが、どちらも人間のニオイがするような1話です。
クライムサスペンスにある人間味…事件も人間の気持ちの何かがキッカケや起爆で起こす、もしくは起きてしまうので当然かもですが、カッコイイ男子が集合したりパリからはじまったり、医者からインターポール転身だったりとスマートなイメージなんです。でも、案外ドロ臭くなりそうだぞと。
かたやヒューマンドラマ、一市民みたいな…陣内さん演じる自殺をはかろうとする男が、後に「私は独りだと思っていたがそうじゃなかった。カップルでもない二人が私を見付けて助けようとしてくれた。私は誰にも見えてない人間ではなかった」みたいな事を、二人に告げるんです。
知人の中に居るはずなのに、透明人間になったように感じるのはどんなに孤独だろうと思う。そこに一体どんな物語があるんだろうと。 でも、知人が近くにいない場所では、誰もが通りすがり。その一人一人に物語があるなんて、ゆったり人間ウォッチングしてる時でないと特に感じない。
そんな感じのどこにでもいて生活してるような人たちの、実はありふれていない物語。
タイプは違うけど、感覚が交錯するような二つのドラマです。2話以降も面白いといいんだけど。
さてさて、『相棒SP』も『金田一』も正月すぺさる的なドラマは1本も見れなかったのです。『金田一』はつけて寝てしまったという(;^_^A 『必殺2009SP』は2007とエピ1を繋ぐものというか、エピ1が2時間だったというか、という気分で見てたから。
というわけで、本日『コードブルーSP』を楽しみにしてます。
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