ドラマ!ドラマ!ドラマ!
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2001年07月10日(火) 怒涛のドラマライフ

 ドラマ改編時期は、寂しくもあり、楽しみでもある。寂しいのは、好きだった、楽しみにしていたドラマが終わるから。
 そのドラマがあるから、一週間頑張れたりすることがある。ただ単に、面白くて、続きが見たくて、一週間が長いと思えるドラマもある。名残惜しくてたまらないドラマってある。それを埋めるように、新しいドラマに期待をかける。事前に、贔屓の役者のドラマが始まると知っている時などは、待ち遠しい限り。

 テレビのガイド誌などの新ドラマ特集チェックや、次回ドラマの予告を実際に見る事で、わくわくしたり、がっかりしたり。たかがドラマ、されどドラマである。テレビは私の子守りである。

 チェックポイントは、私の場合は、まず役者。それからストーリー。最近は、プロデュースが誰、脚本が誰、音楽が誰、というのも気にするようになった。特に目当ての役者がいなくても、面白い作品を作ったスタッフの新作は、ちょっとチェックしてしまう。

 でも、やっぱり役者かなぁ。ここへきて、舞台で活躍していた役者さんが、脇で出演されることが増えた。嬉しい悩みである。事前にわかる情報というのは、主役クラスのレギュラー陣なので、何気なく途中で見たりして、「げっ!○○出てるってば!知らんかった」と、ショックに陥る事、しばしば。で、見始めたり、終わってから知って、再放送を待ち望んだり。それを避けるためにはとりあえず、第1話チェックは欠かせなくなってしまう。逆に、この人出てるからって、見始めても、面白くないとやめ
ちゃったりもする。

 ドラマ、見ない人は見ないみたい。私は、何のために?ってぇいうくらい、見てるかもしれない。
何でだろうね。今日も何となくテレビをつけると「剣客商売」という時代劇。池波正太郎原作で、枠も同じなので、つくりが「鬼平犯科帳」に似ている。はた!と気づくと、山崎銀之丞さんが、出てるじゃない。悪役じゃない。最後まで見ちゃったじゃない。で、「救命病棟24時」の時間でしょ。救急で運ばれてきた患者が井上順じゃない。しかも、奥さんの役が、キムラ緑子さんじゃない。こういうつくりのドラマって、毎回犯人とか、患者とかで、いわゆるゲスト出演があるのだった。このチェックが甘くて、結構見逃しているのが、升毅だ。

 と、話が流れていってしまうように、こんな感じで怒涛のごとく、私はドラマを見ているのだ。ドラマなんて、見なくたって生きていける。当り前。でも、私はもう入り口を入ってしまった。

 ドラマって、面白い。自分でも、見てて「おいおい、それはないだろう」というシーンがあるドラマって、結構多い。でも、くだらないなーとか、思いながらも、とりあえず役者が気になるから見てるっていうドラマでも、「今のいいんちゃうん?」と思う台詞に出会ったりする。ちょっと、お得な気分。自分で思ってることが上手く言葉にならなかったのが、ぴたりと言葉になって画面から出てくることがある。これを共感というのかもしれない。テレビの作戦かもしれない。まんまとはまっているのかもしれない。でも、「そうそう、言いたかった事」って、思うと妙に気持ちいい。反対に、「違うよ。そういう
台詞、言わしちゃだめだよ」と、あんた何者?的に思うこともいっぱいある。色々考える。楽しい。やめられない。
 
 好きな役者がいて、見初めて、そこでまた新たな役者の魅力に出会う。その人が出るドラマを見る。そこでまた・・・
 芋づる式ってやつ?「え?この人舞台に出るの?行かなくっちゃ」と、劇場がテレビに誘い、テレビがまた劇場へ足を向けさせる。つまり怒涛のドラマライフってことなのね。(マギー司郎のライフカードのCM風)


もっちゃん |M@IL( ^-^)_ヲタ""日常こんな劇場( ^-^)_旦""

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