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■PSOプレイ日記■
樋川春樹

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2001年08月09日(木)
失ったモノ、手に入れたモノ

 ロビーにてギルカ検索。
 先に上がっておられたMISTさんを「ご一緒にどうですか〜?」とメールにて呼び出し、ロビーで話し始めた途端シェリーちゃんが上がって来たので、3人でUlt部屋に入る。
 今日の目的は、MISTさんに赤のハンドガン
 全員赤のハンドガンを持とうキャンペーン実施中。だってテクニックより赤ハンの方が与えるダメージでかいんだもん(やさぐれフォース)。
 最初は狂気の世界と思えたUlt森も、さすがにLV90以上3人でかかると(一日休んだらMISTさんに追いつかれたよ…!)VH坑道並みの難易度にはなりますな。
 ディメニアンとかカオスブリンガーがいる分VH遺跡の方が厳しいやも知れぬ。
 そんな感じでスペシャルウェポン目指して突っ走る。

 出た! 出ましたよ〜。
 赤ハンいきなり出土。
 しかも属性つきでしたね。早速MISTさんも装備なさって、これで全員赤ハン! と喜び勇んで出撃。
 テクニックそっちのけで赤ハン連射しまくる似非レンジャーチームが誕生しました。いや、フォマールフォニュームフォニュエールのパーティで銃撃つなよ! テク使おうよ!!(主張)
 赤ハンの方が強いからしょうがないけどさぁ(泣)。

 それからほどなく、またもSW出現。
 早速装備してグラフィックを確認しようとするも、フォースには装備出来ない武器…うむ、鑑定するしかない。とりあえず赤のハンドガンでないことだけはわかったけれど(アイコンが剣だったし、赤ハンならそのまま装備出来るはずだからね)。
 シェリーちゃんが代表して一旦街に帰還。
 結果、『アンシエントセイバー』であるとのことで…ふむ、装備は出来ないがカッコよさげではあるまいか? 是非息子に欲しいものである。
 ということで、3人で「賭け」をすることになりました。
 「賭け」というのは要するに、地面に置いたときのグラフィックが同じになるものをいくつか離れた場所に置いて、目的のものはどれかを取りに行ってもらい、当たったらその人がゲット、外れたら置いた人間がゲットという単純なものなのですが…HARUKIが親を引き受け、武器を3つ間隔を空けて地面に置くことに。
 まず拾ったヴィスク-235Wを置く。
 次に装備していた赤のハンドガンを置く。
 最後にアンシエントセイバーを置いて…さぁ、準備OK。
「じゃあ、とって下さい〜」
 と打ち込んで…何故喋れなくなっておるのだ(号泣)
 あれですよ、キーボードから文章打ち込んでもチャットウインドウが表示されないのはね、回線切断寸前の証…!!
 「いやああ!!」「おーい!!」「きれるううう!!」とまぁ色々叫んでみましたがいずれも画面には反映されず。
 もう何度目かの回線落ち。ぐはっ。ゲーム始めてからどんくらいも時間経ってないっちゅうねん…!!

 急いで部屋に戻る。
 ひたすら詫びつつもう一度森に降り、さっき自分が武器を置いた場所を見て…。
「………まだ誰も武器とってないよね?
「うん、とってないよ〜」
「はい」
「………ない」
「え?」
「ないっ!! 赤ハンとアンシエントセイバーがないいいい!!!
「えええええ?!」
 先程私が置いたヴィスクなんたらはちゃんとあるのに。
 その次に置いた赤ハンと最後に置いたSWが…げふぅぅぅ(吐血)
 これはつまりこういうことですね、赤のハンドガンを置こうとしていた時点でHARUKIは回線から落とされかけていたのです。それに気づかず置いてしまった2つのアイテムはPSOのサーバ側にデータとして認識されず、もちろんこちらのデータからもラグオルの地表に置いてきたものとして消去されてるわけで、いやああああああ!!!(絶叫)
 哀れ私の大事な大事な赤のハンドガン+86(あにいよりの贈り物)と出土したばかりのアンシエントセイバー時空の狭間に呑み込まれ…!!
 しばし茫然自失のHARUKIです。
 シェリーちゃんとMISTさんもかける言葉を失っています。
「すいません…スペシャルウェポン消しちゃった…
「いいよ〜。それより…」
「赤ハンが…」
「ふっ…ふふふ…くすくすくすくす(←壊れた)…ソウルイーター取ってきます」
 衝撃のあまりUlt森HPを吸い取り続ける武器を装備するという暴挙に出るHARUKI。
 誰か彼女を止めてあげて。効かないって知ってるくせにバートルで斬りかかってる彼女を!!(驚愕)
 お二人からは「鎌が似合う」「恐ろしいほど似合う」微妙に褒め言葉に聞こえないコメントをいただきつつ、すっかりやさぐれ気分で森を進撃。
 そこからほどなく進んだ部屋で、珍しくHARUKIが使えるテクニックディスクを発見。後で皆に訊いて要らないようなら使ってLV上げよ〜、と思っていたら。

 ブチッ(暗転)…うぅぅぅん(起動音)…『チェックしています』(メッセージ)

 ぎゃああああああ!!!(錯乱)
 止まった! 止まったよこのDCは! 止まりやがったよ!!
 前回の回線落ちからはっきり言って何分も経っておりませんぞ。
 念のため電源切って入れ直して、データを呼び出すと案の定アイテムロストの警告…くくく、手に入れたばかりのテクディスクが…くくくく…。

 再び部屋に戻る。
 2度にわたる受難にすっかりキャラの変わったHARUKIに怯えつつも、シェリーちゃんやMISTさんがアイテムメセタディスクを恵んでくれます。
 MISTさんは先程手に入れたばかりの赤のハンドガンをHARUKIにくれると。
 また取るからあげますと。
 あんなに欲しがっていたというのに、下さるというのです。
 うう、人間ってあったかい(涙)
 シェリーちゃんは2つ目の赤ハン育成用に貯めていたというグラインダー系を根こそぎ与えてくれました。
 ア、アイテムロストが何だ!
 私にはたからせてくれる仲間がいるじゃないか!(こら)

 かくして失うものなど何もなくなりむしろ目には見えないけれども大事なものを手に入れた生まれたての心で森をゆくHARUKIです。
 「それ以前に失ったらあかんやん!」という当然のツッコミはさておくとして。
 んで。
 そっからがまた大変だったのですが(いやな笑い)。

 バーブルトーロウが駆け回る部屋にて。
 同時に絶叫するHARUKIとMISTさん。
 エネミー殲滅後、「なに〜?」と問うシェリーちゃんに。
スペシャルが出た!!」
「出ました!」
 …って何で二人ともSW拾ってるのさ…!!
 なんと同じ部屋に2つもSWが出たのです。しかもアイコンは銃のもの。
 きっと赤のハンドガンですよ! とMISTさんに引き渡し、装備していただく。
 やはり赤ハン…んでMISTさんが拾ったのも…赤ハン…。
 …赤ハン祭り?!(驚愕)
 2つとも属性無しではありましたが…むう、赤のハンドガンが2つも同時に…。両方ともMISTさんに取っておいてもらいます。だってさぁ、無くしたとき用に2ついるじゃん(やさぐれまくり)。

 で、その次の部屋。
 エネミー殲滅し終えて、シェリーちゃんとMISTさんはそこから離れたところにあるくぼみまでアイテムの回収に。HARUKIは落ちているアイテムの確認。
 で、くぼみの前のレーザーフェンスを開けるとHARUKIがいる広場の方にヒルデルトが2匹降ってくるのですな。ひぃぃ!!(戦慄)
 ぐはっ、二人とも気づいてねぇよぉ!! 助けてぇぇ!!
 逃げ回るさなか、またもSWを発見…何?! 今日は何?!
 なんとか二人に気づいてもらい、エネミーを全滅させた後、SWを鑑定。
 『赤のセイバー』です。ひいい。消滅したアンシエントセイバー代わりですか?
 今度も誰が取るかで賭けをしようという運びとなり、シェリーちゃんに親をしてもらいました。
 薬を3つ地面に置いて…「スターアトマイザーはどれ〜?」…しまった、その手があったか(自爆)
 で、MISTさんの勝ち。

 その後すっかり勢いづいてしまった3人組は畳みかけるようにシルドラゴン戦に突入です。
 勝てるかどうか不安だったのですがMISTさんが「大丈夫」というので大丈夫なんだろうと挑んでみることにしました(主体性はどこに?)。
 いやもうシルドラゴン、動きが忙しなくて仕方ないッス。最初のブレスもかわせるかどうかが際どいタイミングだし…一撃食らったらとにかくレスタを連射。
自分が死んでも仲間さえ死んでなければ復活させてもらえるという考えが芽生えるのがこのゲームの特徴ではないかと。
 HARUKIも死にましたね、ダウンしたドラゴンにぶちっと潰されて(吐血)
 地獄の回転殺法に翻弄されまくったりもしましたが、互いに蘇生し合い何とか勝利。
 戦闘中MISTさんがしきりと「あれ?」「おかしいなぁ」「こんなに死ななかったはずだけど」等の呟きを漏らしていたのが気になりましたが(いやな笑い)。
 ロクなアイテムも出現せず、街へ帰還。
 おつかれでした〜、と声をかけ合いつつ、今度はMISTさん一人でシルドラゴン戦に赴いていただき勝てるかどうか試してみようという方向に話がまとまったところで、解散。
 一度行かせます(笑)。

 MISTさんが落ちられた後は、息子へのアイテム移動をしたく思いハード部屋を作り直し。
 シェリーちゃんのつける部屋名はどれもこれもすごく嫌なんですがまぁ気にしない(笑)。
 倉庫から引き継ぐアイテム取り出して床に置いてたら、MISTさんから『なんちゅう部屋名じゃ(笑)』という突っ込みメールが届きました(爆)。どうするよ笑われてるよ!(どんな部屋名だったのやら…ふっ)
 MISTさんもアイテム移動したそうだったのですが、ハードにはLV20からでないと入れないと知るとまた今度で良いとのことで…ううん、MISTさんの別キャラも見てみたいわ…黒いのかしら…

 一旦落ち、息子で上がる。
 母からの過剰なまでの愛の贈り物を回収。
 で、シェリーちゃんと二人ハード坑道へ。
 先日拾った『アングルフィスト』というナックル系の武器を早速装備して戦ってみたのですが、死ぬほど使いにくかったので倉庫まで戻しに行きました。
 素手のモーション…扱いづらいよぅ。せっかく貰ったのにぃぃ。

 坑道では主に途中で拾ったカッターを使用して戦っておりましたね。スライサー系の武器です。いや、スライサー、メイオルちゃんにあげるまでは持っててもほとんど使わなかったのですが、今回カッターを使用してみたらカッコいいうえに敵を4体までロックオンしてくれるので非常に便利ということが判明。
 ギルチックなどをそいつで薙ぎ払いつつ怪しい笑いを漏らす武器フェチのHAL。
 思わずカッターの良さをシェリーちゃんに語ったりなどして上機嫌ですぞ。
 このスライサーフォマールでも使用出来るそうなのでもっとHARUKIの能力を上げて是非『暗殺者のスライサー』を装備してみたく思います(名前がいいじゃん?)。
 しかしHALでやってるとカナディンがウザくてかなわんです。マシンガンはロックオン外れちゃうしさぁ、オートガンは地味だしさぁ、パルチザンは届かんし〜。
 途中のらマグを1玉保護してから(またかよ)ボルオプトを撃破。
 シェリーちゃんがいると早いです。

 一度出てからノーマル部屋をつくり、シェリーちゃんからルリちゃんにアイテム移動。
 で、こっちはHALからHARUKIに交代、その後倉庫のアイテムを床に並べてHALTO(弟)にさらに交代。
 母と兄より様々なアイテムを引き継ぐ(一部荷物持ちにされている事実もあり)。くっ…セイクリッドガード、LV17からでないと装備出来ねぇ…まぁまだ弟で坑道行く予定はしばらくないからいいんだけど…。
 アギトも装備出来なかったし(ルリちゃんはしてるのにさ)、まだまだ弱々な弟ですわ〜。プレイヤーがへっぽこなせいで射撃もままならんしねぇ。でもライフルの射程だけは魅力的…くくく、でもエネミーの大半をルリちゃんにとどめさしてもらってるようじゃ…。

 ノーマルドラゴンを二人で倒し、いい加減煮えてきたので解散。
 今日はキャラ3人ともLV上げられて楽しかったです。
 …ただ、HARUKIで一度止まってから後はずっと正常に動いてたDCが憎くもありますがね…(いやな笑い)。