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2004年08月20日(金) ヴォーダフォンと言う世界企業

先頃、世界最大の携帯電話企業VODAFONEに元NTTDOCOMO副社長が就任した。

ヘッドハンティングによるものだと考えられるが

NTTDOCOMOの副社長と言えば、アメリカのTIME誌に世界の影響力TOP20の一人として

名前を連ねた逸材であり、その副社長がVODAFONE新社長に就任したのだ。

それにはVODAFONEの電話機機種開発の遅れを余儀なくされたゆえの挽回策が必要となる事と

携帯端末が世界規模からなるグローバルな視野を含めた今後の動向を彼に託されている事は間違い無い。

彼は実はNTTDOCOMOで、「FOMA」と「I-MODE」の仕掛け人となった人物であり

その実績は一目瞭然だ。

現在俺の知る限りだとI-modeはドイツと日本を中心にシェアを広げられており

世界規模でのヴォーダフォンが日本で成功を納めるにはやはり何かプラスアルファが必要だと言う事は確か。

知り合いの人材派遣の人間に聞いて見ても求人の勢いはヴォーダフォンも相当な数だそうだ。

とは言え、NTTDocomoは自社管理に於ける自在派遣企業を分社として保有しているので実際どの程度の勢いかは両社がドレほどな物なのかは知り得ない。

一つ携帯企業で不自然だと思う点が有る。

それは機種変更だ。

機種を開発するメーカー側の思惑としては開発費を考えたらそれほど簡単に機種変更をされたら

元を取る事が出来ないと思うのはわかる。

ただ一流通だけを考えたあくまで偏見的な考え方をすれば機種変更の期間を短くする事は

全体のお金の流れを良くしてくれそうな気がするのは

おれの素人考えだろうか。

まぁとにもかくにも、携帯事業がまだまだ限りなく延長線上に、景気を賄っているという点を無視しては

取れない経済状況になってきている事は確かだ。

新しいヴォーダフォンの社長が何かをしてくれれば

業界全体の活性化やサービス競争に拍車が掛かってくれるはずと信じている。

今は単一的なNTTDocomoのブランド市場として他を寄せ付けない状況では有るものの

これはNTTを民営事業化した末の顛末ゆえ、現在は致しかた無い所だろう。

頑張れ民営化後の同一他社。

頑張れ公社の民営化。






toto