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2004年08月19日(木) MUJI -無印良品の新展開挑戦- / 一流メゾンの新展開 -GUCCIトムフォード退任-

無印良品って色んな切り口で見れるよね。

海外進出も果たして、ユニクロとは違った切り口で迫っているせいか

イギリスとフランスなんかでの無印良品(海外での呼び名は『MUJI』)の評価って違うんだよね。

海外でもユニクロは所謂GAPのような大量販売派生的なナショナルチェーンとして名を馳せていて

結局攻め続ける体力を求められる企業力が必要で有って

無印良品はトータルライフプロデュースのような物を持っているのが少し違った部分だ。

無印良品が実は大型店舗(全国に5店舗ほどのみ)のみでの展開で

新しい試みをしているのを余り知られて居ない。

10月頃にも又始まるのだが、USA製の高密度コットンや厚みのあるコットンを使って

尚、USAメイドにこだわったTシャツやカットソーを展開するのだ。

結構実はスタイリスト達が隠していて、雑誌の話題作りには使わなかった物なのだが

結構色んな事を実は行っている。

ただ、ローカルな量販店では行ってくれないのが残念な点だが

これにも「マス」を求める大量販店対象の客層には、こう言った商材が求められて居ないからである。

結果的に金額がメインの商材をマスな客層は求めるためだ。

また洋服業界が目を開いてしまうような商品が有る。

毎年進化し続けているので今年の商品にも興味が募るのだが

それは、ニット製品。

無印の作るニット製品は品質が高くマネーバリューの上では群を抜いている。

特にカシミア系やアンゴラ混の物は特筆。

これにはユニクロも対向し昨年から、エクストラファインメリノやカシミアで

攻勢をかけた程。

これは俺も太鼓判をおしてお勧め出来る。

さて、話は変わるがあのGUCCIが10年来続いたトム・フォードの時代に幕をおろす。

それまでのコンサバティブなイメージを一新し、トムフォードはグッチガールと言う

名前まで作りだすほどの影響力で

その最終到達点は「セックスシンボル」だった。

女性を最も綺麗に見せるのは「セクシーさ」その物であり

彼の作った10年間の洋服には全て男に媚びる様な

セクシーさが付きまとい、必ず毎シーズン、爬虫類製品やアニマル製品がどこかに入る。

つまり10年一昔と言う通り、彼は満を持して自ら退任と言う形を取ったに違いない。

あのエルメスのメゾンデザインを手掛けて驚かせた、マルタン・マルジェラも昨年一杯で

退任し、今年からはなんと、J・P・ゴルティエが就任したと言うから驚きだ。

これも又エルメスのコンサバイメージを一蹴するものかも知れない。

今後のグッチの動向には目を見張るが、既にトム・フォードは自身のプライベートの成功を

ある程度手ごたえとして噛締めている。

某高級ブランドとして2年前に発掘された『BEDAT & CO』もそうだが

トム・フォードのおかげで早くもトップレンジの仲間入りを果たした。

このブランドはおれも今最も気になるブランド。

モデル名を数字で表す事でも有名。(No.1とかNo.5などのように)

とにかく今、10年の仕切を目の前にして各有名メゾンがこぞって

一新したイメージ攻勢をかけようと策している。

これからまたしばらく一流ブランドが面白くなりそうだ。

ちなみにドイツと言う中途半端な場所で昔から続いているブランド

『AIGNER』は、俺が今後数年間の間に一新したイメージと共に花開くと思っているブランドの一つ。

ブランド発掘にはおれ自身ずっと得意としていた分野だがアイグナーの

再出発は一番期待している。

またヴィンテージ物で最も目をくれているのが『LEONARD』だ。

これは既に都内でも火が付き始めているので

おかあさんのクローゼットを探してレオナールと言う文字のワンピースやスカーフ、ブラウスがあったら

迷わず頂こう。笑。

これから数年の世界の糸編業界に乞うご期待。

そうそう、そう言えば

サッカー界の一流メゾン、「レアルマドリード」が

イングランドのFW「オーウェン」を獲得したね。

しかし一流になりすぎて誰を使っていいか解らないなんて

いい悩みだね。

でも、俺は頑張れ「バルセロナ」だけどね。(笑)

(ロナウジーニョが好きだから)


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