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2004年08月21日(土) 幻の航空会社『BRANIFF』

かつて北米にブラニフと言う航空会社があった。

数年前からおれは気になっていたのだが

いまブラニフが再び熱い。

コスメブランドRMKもブラニフ限定のバッグ付きコスメグッズを限定販売を決定したり

各専門店などでブラニフの展覧会やエキスポなども行われている。

ではなぜブラニフが熱いのか、そして俺が気になっていたのか。

ブラニフはなんとアテンダントのユニフォームを『エミリオ・プッチ』が

そしてトータル・プロデュースを『アレキサンダー・ジラルド』がしたという

今をときめく超絶なコラボレーションだった。

ブラニフを表すステッカー類や様々なプリントにジラルドらしさを見て取る事が出来る。

Blと言うロゴもそうだ。

このブラニフは当時のアメリカで唯一航空機にフランスのコンコルドを採用した事で

おれが良く口にするJETSETと言う言葉を生むきっかけとなった事でも有名。

つまりどこに移動するにもジェットで移動する人たち、

『ジェットセッター』または『ジェットセット』なセレブたちを形容している。

また当時ブラニフの停泊する飛行場の待合は美術館のそれと見間違うほどの華やかさだったそうだ。

トータルデザインでもブラニフのそれは最近注目を浴びているGOYARD(ゴヤール/フランス)の

テキスタイルのそれと似ていて、パターンドデザインの王道的デザインが特徴。

こういうミッドセンチュリーな物が俺の中の趣味興味心をくすぐる。

しかも俺の最も好きな年代のミッドモダンな内容と色調、製品度。

なにはともあれブラニフが再燃している今都内在住又は都内近郊に住む人は

ぜひとも渋谷〜界隈を散策して欲しい。

ちなみに9/17〜を皮切りに、渋谷〜名古屋〜広島で次次と

BURANIFF AIR LINE EXPO を行うらしい。

いいなあ行きたいなあ。

近い人は要CHECK。









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