★ゆみたにの最近は、こんなもんです★
2001年10月18日(木) |
よかとこ九州ロマンと情緒の西九州5日間その4 |
10月18日、天気予報では、台風は太平洋の沖へと去って、今日こそは晴れ、と言う事になっていましたが、朝はまだ、重〜い雲が垂れ込めていました。朝食の前に、昨日入ったのとは別の、「眺望がいい」という方のおふろへ行きました。ちょうど朝食の時間と重なっていたのか、お客さん、だ〜れもいませんで、またまた一人っきりでゆうゆうと入ってしまいました。ただ、「眺望がいい」おふろのはずですが、重い雲のせいで山は見えず、ちょっと残念だったです。今回の旅行では結局、阿蘇の山々は一度もその姿を見ることができませんでした。ご縁がなかったのかな?
本日の朝食は、いわゆる「旅館の朝食」でございまして、最初から和食、と決まっております。(わざわざ頼めば、洋食も出してくれるのでしょうが・・・)和食の朝食も良いのですが、メニューが、塩鮭と、海苔と、漬物に・・・と決まっておりますので、毎日和食の朝食を食べていたダンナもさすがに飽きてきた様子。ワタクシはちょうど、和食、洋食、和食と来ましたので、とってもバランスよくてGOODでしたワ。さらに、この日の朝食には、豆腐の奴(温かい)が付いていまして、豆腐大好きなワタクシは、とってもうれしい。ちょっと調子に乗って食べ過ぎてしまいました。 こちらの阿蘇地方は「高菜」の産地だそうで、漬物、と言えば「高菜」というくらい高菜の漬物がでてきます。ワタクシ漬物ちょっと苦手ですので、食べておりませんが、お茶漬けにしたら、美味しそう、でございました。(実際、茶漬けの具にしたものも売っています)
この日、またバスはワタクシ達二人だけの貸切。ほんと、こんなんで良いのかしら?今回の旅行は、バスは二人の貸切で悠々、降りた観光地は修学旅行生でぎゅうぎゅう、ってな感じ。この季節は修学旅行がメインなので、個人の皆さんはあんまり旅行しないのかしら?ワタクシも、「この次はこの季節は避けたい」と思いましたけど。でも、今回はほんとうは、「海外」へ行くつもりだったのでね〜。
今日のメインは「柳川下り」でございます。元々、柳川という所は城下町なのですが、そのお城を囲んでいたお堀(街じゅうにめぐらしてあるそう)に、ドンコ船(ふね)と言う船を浮かべて、船頭さんが、いろいろ説明してくれたり、唄を歌ってくれたりして、一時間ぐらいかけてのんびり廻る、というものです。雰囲気としては、ハウステンボスの「カナル・クルーズ」に似ているかな?船はぜんぜん違いますけど。なんで「川下り」って言うんでしょうね?いわゆる「川下り」とは、ちょっと違うような気がしましたが・・・。 この船頭さんが、なかなかおもしろい人で、朴訥とした感じで、普通に聞いたらさむ〜いオヤジギャグみたいなの(例えば、「うなぎは食べる時は「ワショク」ですが、生きてる時は「ヨウショク」ですとか。ね、文字で読んだらおもしろくないでしょ?)でも、みょ〜におかしい。唄は必ず、橋の下に入った時に歌います。声が反響して、エコーがかかるんですね〜。なんだかとっても楽しかったです。 バスに乗っている間に重く垂れ込めていた雲もだんだんと晴れてきまして、柳川に付いた頃には「太陽が、まぶしい」。前日がまったく観光できませんでしたので、なんだかものすごく嬉しくて、思わず、写真を撮りまくってしましました。 この船も、ワタクシ達と、他、3人組(ちょっと年配)の二組だけでして、船の中は悠々。景色に応じて場所変えちゃったりなんかして。でも、すれ違うほかの船はびっちり人が乗っていたり(だいたい一艘に20人くらい乗れるそうです)して、これはワタクシ達がラッキーだったのでしょうか? この、お堀の周りに住んでいる人達は、お堀に面したお庭をきれいにしておかなければならなくて、大変そう。それこそ、樹齢400年の松とか、たくさんあってたくさんあって、すべてが、すばらしい「歴史」なんですね〜。でも、本当は「北原白秋」のお里であることがメインで、色々な文学碑なんかがあって、こちらも「歴史」ですが、比較的新しいので、ワタクシは、親しみ感じます。 この柳川は城下町で、川下りもお堀なのですが、お城は焼けてしまったそうで、今はありません。そのお城の中にあった調度品(兜とか甲冑とか)は、「御花」という別邸に移して、見学することができます。でも、この時は修学旅行生の団体が〜。あまりの人数に圧倒されて、そちらを見るのはあきらめました。
ホテルの部屋と、食事の写真ばかりのような気がしますが、ワタクシにとって、旅行は「どこに泊まって、何を食べたか」が非常に重要なポイントなので、自然にそうなってしまうのですね〜。で、この日の昼食は柳川名物「うなぎのせいろ蒸し」でございます。JALSTORY提携のお店で、ガイドさんに先に予約を頼んでおきますと、行った時には出来上がっていて、すぐに食べられます。ちょっとお値段は高めかも知れませんが、このサービスには、お金を払っても良いでしょう、と言った感じカナ?蒸篭の上に、ご飯がのって、その上にうなぎがのっかっています。うな重なんかと違うのは、ご飯にたれの味がしっかりついているところです。これがなかなかボリュームありまして、しかも、朝ご飯食べ過ぎてこの時間になってもそれほどおなかが空いていなくて、ワタクシにはめずらしく、ご飯をちょこっと残してしまいました。 美味しかったです。うなぎの好きな方は、ぜひ、どうぞ。
この旅行の最後の観光は、太宰府天満宮です。(明日は帰るだけ、なのです)学問の神様ですので、しっかりお参りしなければ。最初に行った時はまだ、修学旅行生の方々は全然いらっしゃってませんで、ゆっくりお参りする事ができました。帰る頃に、団体でいらっしゃったので、あ〜、よかった。学生さんこそ、ここはしっかりお参り、しなくちゃね〜。 帰りは、参道をゆっくり歩きながら戻りました。ここは「梅ケ枝もち」と言うのが名物で、ガイドさんが言うには、「菅原道真公がお亡くなりになった時に、近くでお餅を売っていたおばあさんが、梅の枝とともにお餅をお棺のなかに入れた、と言う故事に基づいてできたお餅」で、梅の何かが入っていると言う訳ではないんだそうです。あんころもちを焼いたもので、一個買って食べましたが、なかなか美味しい。買ってすぐ、あつあつのうちに食べた方が良いです。ほかに、しょうゆせんべいを焼いて売っているお店もありました。そのしょうゆを焼く匂いにつられて、つい買ってしましました。これも、あつあつのうちに食べた方がおいしいでしょう。昼のおなかいっぱいがまだ残っているのに、また食べてしまって、夜ご飯は食べられるのでしょうか?
この日の夕食と、福岡のお話は、明日の日記で〜《つづく》
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