:::排出系列:::




俺が明日死んだって、地球は回っているんだから。





2011年04月19日(火)  反時計周り

雨が降る
風は東の彼方から強く吹き付け
泣きたい時に上手く笑えるように
特別な訓練を受けて
突然の滂沱の襲来に備えて
変わらないものを変わっていくわたしを許す
 
不条理?
あなたの強張った顔が見える
いいえ、ちっとも
凡ては茶番劇
約束なんてこれっぽっちも交わしていないよね
 
わたしから離れる
夢が希望が歌が砕け散る
寂しかったのは始めだけで
すぐに慣れた
わたしに近付いた
優しいのは変わらないで
戸惑うことも忘れ
受け入れている
 
言っても
離しても
壊れないなら
簡単に繋ぐ
目を見て
あの時みたいに真剣に
目を見て
愛でて
 
当たり障りのない言葉だけ?
いいえ
凡ては明白な答えの最中
 
なんでもいい
あなたの嘘が聞きたい
騙されたい
散々騙されて
そのまま続いていきたい
わたしが嘘をつけるのは
あなたの嘘が
嘘じゃなくなって
なにかが変わりはじめる時
わたしが嘘をつけるのは
あなたの嘘が
嘘じゃなくなって
突き放して
また近づける
その時だけ


kei ☆メール ☆少女カタルシス



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