『スウィート・バイエル』
『スウィート・バイエル』

モクジ 今ヨリ、カコへ 今ヨリ、ミライヘ


2003年12月14日(日) 大と小


プリン
《画像》前々回の逢瀬おやつ
「from Zi(フロム ズィー)」、普通のプリンとカラメルプリン

 
さて、ちょっとは「かわい〜♪ネタ」でも書きましょう!(笑)
 
 
ご主人様と私は、まさに「大と小」という感じである。
普段の逢瀬は車移動中心なので、一緒に並んで歩くことはあまりないが、
たまに並んで歩くと「でかいなぁ〜」と素直に思う(笑)
 
え? 奴隷なのに並んであるくのかって? 一歩下がらないのかって?
ま、いいじゃん(笑)
 
あ、そういえば……
そこそこ車が通る商店街を歩いていたとき。
私の左側に居たご主人様が、ふと何かに気付いたと言う感じで、
いきなり私の左→右側に移動し、コンッと私を押した。
私が車道側を歩いているということに気付いて、位置を変えて下さって、
「ほら、もっと内側へ行け」と言わんばかりの行動だったのだけれど。
それはすぐに私も気付いたんだけど。
いかんせん、場所が悪かった。
その私が押された方には「ちょっとあぶないおっちゃん」が歩いてたのだ。
 
もちろん、そういう照れるシチュエーションでは、憎まれ口を聞くように
私の中のプログラムは仕組まれている。それは生まれたときから(笑)
 
「わっ! ご主人様……どういうこと?」
「ん?」
「ご主人様、私をあのアブナイ感じの人にぶつけようとしてない?」
「……(笑)、ちがうだろー!」
「あ、それとも。麻瑚に車道側を歩かせないようにという配慮?」
「……そうだよ」←やっぱり言葉で言ってほしかった部分もアリ(笑)
「でもさー、アブナげな人がいるところで、押す?
 私はてっきり何かの餌食にされるんだと思いましたよ(笑)」
 
その後はもういつも通りで
「じゃあもういいよ、こっち歩けよ!」「ご主人様は、私が車に轢かれても良いというんですね、きゃーきゃー」とか。
……言っておくけれど、主従である。一応、主従関係である(笑)
 
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自分の上着をハンガーに掛けるとき。
一緒にご主人様のジャケットも掛けようと手に取った。
ご主人様は「あ、いいよ(そのままで)」と言ったけれど、私は「ついでですから(笑)」と言い、作業続行。
 
ハンガーに掛けようと、簡単に畳まれたジャケットを開いて思う。
でか〜(笑)
私はハンガーを置くと、広げたジャケットに手を通しはじめた。
「なにしてるん?」
「うふ……おっき〜(笑)」
 
そりゃーもー、子供がお父さんの上着を着ちゃいましたみたいな状態である。
全く袖口から出ない手を、袖のなかでぱたぱたと動かしてみる。
「麻瑚……何ニヤニヤしてるんだよ」
「へへっ(笑)」
そういうのって嬉しくない? なんか嬉しいよね?(笑)
 
 
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ホテルを出る時。
ドアの少し手前で、いつもご主人様はキスをして下さる。
私は実は……この帰りがけのチューってあまりされたことがないのだ。
だから嬉しい。素直に、嬉しい。
 
軽く2〜3回キスをし、唇を離すと、ご主人様は必ず私の顔を見る。
私は気付かなかったが、このとき私は「必ず笑顔」なんだそうだ(苦笑&恥)
最近のご主人様のお気に入りは、その時に私にキスをもう一回おねだりさせることである。
 
先日の逢瀬にて。
玄関手前でキスをし、ドア前で靴をはく時点になって、ご主人様が「あっ!」と。
「ん?」
「ねだらせればよかった(笑)」
おねだりさせることを忘れてたのに気付いたらしい……そんなところで(笑)
私はカバンを床に置き、「えー! じゃあ、するする! おねだりするっ!」←私も陽気なもんだ。
 
「キスして下さい♪」
んもぉ、ハートマークが飛び交いそうな声と態度で、ちょっと奥ゆかしく、かわゆくしんなりとお願いしたら、
 
「……ダメ。作ってるから」
 
ちょ、ちょっとまったー!
なんで私が可愛くおねだりしちゃだめなのよっ!
いつでも気持ちはそんな感じなのよっ!
タメイキひとつ(涙) 仕方ないので、普通の声で「キスして下さい」って言い直しましたよ。ふんっ。
 
ご主人様は笑いながら顔を寄せて、キスをして下さいました。
 
そこで気付いたこと。
 
あれ? すっごく楽!(笑)
 
そうなのだ。上がりかまちっていうのかしら?(笑)
ご主人様は玄関の一段低い所、私はまだ室内部分の一段高いところにいたのだった。
いつも立ったままキスをするときは、そりゃもー私は「真上」を向かないとキスなんてできゃ〜しない。
慣れたけど、でもまだ長時間してるとシンドイのだ。
 
そんな私の、唇を離した後の感想は、素直に……
 
「うっわ〜、この段差、キスするのにすっごく楽!(笑)」
 
ご主人様はひとこと「そうだな〜、この段差、60cmはあるもんな(笑)」
間髪入れず「そんなにありません! ご主人様と私、30cm差ぐらいでしょっ!」とつっこむ私。
 
段差。これからはどんどん取り入れていきたいと思います(笑)
ん? なんか、カワイイ話じゃなくなった気がする(苦笑)
 
 
          《 2003.12.14 13:28 記》





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谷藤 麻瑚 MAILスウィート・ハノンHP(改装・再開予定)

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