++ワタシノココロ++
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今日のは、1/10分からの続き(**コチラ** )です。
どうぞそちらから。
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母さんまで巻き込んで強行突破だ! どうあがいたって、私は一人で帰るんだから
なあんて、思っていた私がどうやら甘かったようです。
上には上がいたようで。
私の知らない間に 「臨時休業のお知らせ」なんていうのを出して お休みを1日延ばしにして、つまり今日から5日間のお休みにして おまけに 手伝いに来てくれてる人たちには 「今日の午後から出発するんで」なんて、ちゃんと根回ししていた やすくん。
それに気づいたのが、昨日の夜。
で。
今朝。
「午前中は店の片付けをして、午後からききの荷造りと部屋の掃除をして それから出かけよう」
と満面の笑みで私にそう提案したやすくん。
「でもまだ部屋にはダンボールの箱が・・・」 (まだ引越しの荷物がそのままだったりする) 「私、会計がまだ終わってないし・・・」 「っていうか、うちの母さんにも連絡してないし・・・」
最後の抵抗を試みたけど
「ききがいない間に、俺がやるから大丈夫。 それに、ききの実家にはさっき電話した。そういうことならよろしくってさ」
と、 ここまでいわれてしまったらもうお手上げ。
作戦失敗の悔しさと やすくんに対する申し訳なさと そして、ちょっぴりの嬉しさが入り混じった複雑な思いが込み上げる。
「確かに俺、今ちょっと疲れてると思う。 とんぼ返りでこっちに戻ってきたら、多分身体ももたないと思う。 だけどさ、こっちでゆっくり過ごしても休んだ気がしないんだよね。 環境を変えたいっていうか。 それに、ちゃんとききの家族によろしくお願いします、って言いたいし。
だから、な?一緒に帰ろうよ」
やすくんの声が心地よく心に染みて やすくんの気持ちが嬉しくて
もう、頷くことしか出来なくなってる。
と、いうわけで。
バタバタしましたが
二人一緒に里帰りです。
最後の、二人っきりの旅。
そう書くと、ちょっとセンチメンタルなきぶん。なんてね。
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