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2001年09月07日(金) 自己嫌悪。

昨日の日記を書き終えてから、
何だか眠れなくなって、気づくと3時。
昨日の日記を書いたのも、正確には今日になってからだった。

今のやすくんの状態はわかってるのに、
わかってるフリをしてるんじゃないか、って自問自答。
疲れてるやすくんを休ませてあげたいという気持ちと、
せっかくの休みにこっちに来て欲しいっていう気持ち。
どちらも私の本音だけど、
優先順位をつけようと思うと難しくて、
どちらを優先させても、なんだかタテマエな感じがして
結局また最初からやりなおす。
そんな堂々巡りをしながら、浅い眠りにつく。







何か物音に気づいて、ふと目が覚める。
ぼんやりした視界の中で時計を見る。


もう夏の暑いときのように
まぶしい朝の光がカーテンの間から入ってこないから
薄暗い部屋でゴソゴソ携帯をさがす。




5:50 という表示。





しまった寝過ごした! と飛び起きる。
昨日の電話の時、
「いいから寝てな」って言うのを聞かないで、
やすくんが起きた時に電話して起こして欲しい、って
お願いしていた。

やすくんが言ってた起床時間は、 5:10 。
30分以上たっている。
もう一度、携帯の表示を見る。

「着信あり 6件」
「未読メールあり 2件」

やすくんだ。

留守電に、
「おはようございます。もう会社につきました。
 今日も1日頑張りましょう」
メールに
「おはよう。いってきます(^^)
 早く気づけばいいけど。
 遅刻しないように。」


いつもこうだ。
やすくんのことだけじゃなく、
家族や友人との関係の中で、
一人で先走っていろんな詮索したり
勝手に最悪なシチュエーションを想像して悲しくなったり
そして最後に
「私はこんなに悩んでるのに、どうしてわかってくれないの」
なんて思ったときに限って
その人の優しさに触れて後悔する。
優しさを受けとめ損ねる。


すぐにごめんなさいのメールを送ろうと思ったけど、
どんな言葉でも、今の私の気持ちを代弁することは難しそうだから
なかなか送ることができない。
留守電もメールも
結局、自分が家を出る頃にやっと1つずつ送っただけ。



ごめんなさい。
ぜんぶごめんなさい。




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