2004年10月02日(土) |
やっぱり必要ないんじゃないか? |
最近、ランディが言うのである。
「……眠れねーんだ」
はぁ? 毎日、仕事から帰ってきて、即、ホッピーの栓を抜き、飯を喰いつつ、テレビ観て、喰い終わったら即ゲーム。 十分もしない間に、畳にごろ寝したまま、コントローラー握りしめてうとうとしてる人間がなにを?
「おめーには、わかんねーんだよ。眠りが浅くてさー」
あ、それは、確かに本人にしか判らないかもしれない。 睡眠は、時間より質、とも言うしな。
「最近、なんか規制緩和かなんかで、薬局で、睡眠薬とか、前より簡単に買えるじゃん?買って来てくれよー」
しかし、休日ともなれば、二十時間連続で眠りつづける人間に、そんなもんが必要とはどうしても思えない。 不眠症というより睡眠不足というべきだろう。
と、いうことで、これを買ってきた。 詳しいことは判らないが、寝呆けた牛から絞ったミルクを飲むと、よく眠れるんだそうな。 で、温めた方がより効果的であるらしい。
「やだ。冷たいのがいい」
とかなんとか言ってたが、この「ネムー」は、まだ冷蔵庫の中にある。 この飲みものの存在を忘れて、ランディが熟睡していたからである。
品質保持期限は60日だから、今日明日中に飲まなければ腐るというようなものでもないのだが……
……これでさえ、ランディには必要ないものであるように思える。
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