2004年06月22日(火) |
メイドさんを愛でる心 |
アリアが、メイドさんコスプレをしているらしい。
実は、わたしはメイドさんの格好をしたことがある。 無論、趣味ではない。 販売員や、ウェイトレスのバイトをしたときの制服であった。 若き日のことであるので御寛恕願いたい。 いや、だれに許してもらう必要もないのだろうが、なんとなく。
さて、メイドさんという存在が、如何に男性諸氏に愛される存在であるかというのは、Googleのイメージ検索で「メイドさん」を検索してみれば、明らかであろう(注:18禁多数)。
先日、アリアと電話で話していて、アリアの日記の話になったとき、お互いに、「メイドさん」が大好きであったということが判明した。 長いつきあいの中で、嗜好を共有することは多々あったが、メイドさんについて語ることなど一度もなかったというのに。
1.我々の愛でるメイドさんは、ドジではない。
2.我々の愛でるメイドさんは、露出狂ではない。
3.我々の愛でるメイドさんは、馬鹿ではない。
4.我々の愛でるメイドさんは、淫乱ではない。
話し合いの結果、前提条件として、上記四項目を満たすメイドさんキャラが好きだということで意見の一致を見た。 くどいようだが、メイドさんについて語るのははじめてである。
真昼間から、えらい濃い話をしたものである。
愛らしい少女は勿論、理知的な秘書の如きオールドミスの家政婦長も悪くない。 何故に、メイドさんが好きなのか。 あのシックな黒いワンピースに、白いエプロン、カチューシャのスタイルがよいのだろう、ということになった。 「赤毛のアン」や、「大草原の小さな家」では、少女趣味すぎる。
「メイドさん」は、勤勉に働く有能な女性であり、彼女たちがヒロインとなる物語では、しばしばシンデレラになる。
「バジル氏の優雅な生活」に出て来るメイドさんは、その典型である。 人間不信で女性不信で、引き篭もりになってしまった御主人様と、ひとことの言葉も交わさず恋をし、御主人様の気難しい心を溶かし、結末はハッピーエンドだった。
わたしは、この話がとても好きである。
物語の中で、メイドさんは、富裕を象徴する背景であり、母であり、姉であり、妹であり、教師であり、ときに不遇な囚われ人であり、共犯者にもなりえる。
やっぱ、メイドさんは良い。
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