うちの親が、故郷の特産品を手土産に東京のランディの実家に行く、というので同行。 お茶飲んで、お茶請けに豆煎餅と漬物食べて暫し談笑。 身内だというのに、硬すぎるほどの父に、脳天気なほどの母。
その後、川崎市内で父用のサイズのでかい靴を見に行った後、暫し観光。 母が疲れた、と言い出したために一旦うちに戻ったが、父はまたパチンコに出掛けてしまった。 つくづく、それしか楽しみがないんだなぁ……と、思いつつ、大量のおでんを煮込んでいると、父から電話。
「せっかく横浜まで来てるんだから、中華街で晩飯でも」
と言う。 アホほど作ってしまったおでんを置いて、両親、弟と一緒に中華街へ。 横浜に住んで数年、なんだかんだで、中華街でちゃんとしたコースを食べるのははじめてである。
美味しかったー!と、母と話していると、父は、
「いまひとつやな。北京ダッグも鯉の飴煮もなかった」
などと言い、以前、満漢全席を喰った話などをはじめる。 いっ…嫌な親父である。
|