どーにも咳が止まらないので近所の内科に。 喉診てもらって、聴診器当てて、胸部レントゲン。 ついでに、健康診断の結果も持って行った。 超音波診断の予約をした後、血液検査。 「すみませんねー。血管出にくいんですよー」 「あらほんとー」 と看護婦さんと話してると、医師が 「僕がやろうか」 と、やってきた。 お馴染みの、細い管のついた針を注射器にセットして手の甲に刺す。 「今日は暇だから看護婦さんのお手伝いする」 と笑う。 医師に血液採取されるのははじめてである。 「暇なら、今日超音波検査やっちゃってくれませんか?丁度朝からなにも食べてないんですけど」 「いや、あれは準備があるんで、日を決めてまとめてやってるんですよー」 「ありゃ。じゃ、しょうがないですねー」 抗生物質とうがい薬と消炎剤を処方してもらう。
しかし、暇って……医者が暇って…… いや、待ち時間少なくてうれしかったけど…… 暇だと言われると、かかるのが怖い気がする。
雨で、夏休みも終盤だから患者が少なかったらしいが……病気は時と場合を選ばないというのは、ある程度嘘らしい。
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