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書くほどのこともない日常
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2001年08月30日(木) 衝動買いをして後悔するか、思いとどまって後悔するか

物欲が薄いわたしだが、それでもたまに、一目惚れしたものを、なにも考えずにレジに持って行ってしまうこともある。
衝動買いの末に、家に帰って開けてみて、「なんでこんなもの買ったんだ」と後悔したことはだれでもあると思う。
わたしは、それが大嫌いなのである。
わたしが欲しがるものは、それほど高価なものは少ない。
(例外として、「新しいパソコンが欲しい〜」と叫ぶが、実際買うわけではないし、これはパソコン持ってる人間総ての口癖であろうと思われる)
だから、大抵ランディは、わたしがなにか欲しがっていると、「買えよ。安いじゃん」という。
一昨日、デパートの家庭用品売場で見かけたちょっと変わったデザインの茶壷(日本風に言うなら急須)の前で、随分長いこと考え込んで、やめた話をして、その値段が1500円だと言ったら、「買えば良かったじゃん」と言われた。
どうも、ランディにしてみれば、
「たかが1500円の無駄遣いもさせられないほど俺は甲斐性無しか?え?そんなに俺は不自由させてるのかっ!」
と、思うらしい。
値段の如何に関わらず、いらないものはいらないのである。
今回、思いとどまったために、「ああ〜!数時間前のわたしの馬鹿〜〜!」という事態は避けられた。
が、「やっぱ、あれ、可愛かった」と思ってまたそのデパートにわざわざ足を運び、売場に行ったら既に売れた後だった。


このくやしさに耐えるか、家の中で増えて行く不要品に「ばーかばーか」と嘲笑されているような気がするのに耐えるか……
永遠の命題かもしれない。


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