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 感謝!

11月になりました。早いものです。

今年は 3・11以来 めちゃめちゃなスピードで
時間が過ぎていきました。
5月2日の悟朗の命日 5月28日のブルーの命日
10月12日のモカの11歳の誕生日。

あ、そうか といううちに過ぎていました。

スコットランドからハロウィーンの写真が届きました。
楽しそうで ここに加わりたかったな、と思います。
一緒にキャンディーもらいに歩いたりして。

思うに 一ヶ月の海外生活は ものの見事に 
3・11ショックから 立ちなおらせてくれました。

4月 友人と温泉旅行に行って 泣き明かした2日間。
他人と話すのも億劫だった日々。

なにより人との絆がバラバラになった気がしていました。

「行ってくれると助かる」というこえ掛けで 
ほんとに役にたてるのか 心配しながらの旅行でした。
「助ける」より「助けてもらった」気がします。

ぐちゃぐちゃ考えている暇もなく 言葉もわからない所で
とにかく生活しなければならない。

「とにかく話す」がモットーでした。

一人旅というのも 初めて経験しました。
行きたい場所に行き 見たいものを見
買い物にどんなに時間を割こうが 芝生に座り込んで
ただただ湖を眺めていようが 興味のないところを
はしょろうが 誰も文句を言わない。
ただ 感動を分かち合うというか「きれいね すばらしいね」
と言い合うことができれば と思うことがありました。

それと 一人でレストランに入ることに慣れていなくて
まして 英語のメニューを見て注文するとなると
おじけずいて 誰かいればいいな と思いました。

外人の中に一人でいるのに 孤独だとは感じない。
多分緊張していたから感じる暇もなかったのだと。

ただ 楽しくて珍しくて 次はどこへ行こうかとばかり
考えていました。

気がついたら妙な精神状態から 完全に回復していました。
一ヶ月の間 「帰りたい」と思ったことは 全くといって
いいほど なかった。夫とモカには 申し訳ないけど
もっと居たいな と思っていました。

前世はスコットランド人じゃないか と思うほど
スコットランドの気風というか センスが合っているような
気がします。
生活がとてもシンプルで ギスギスしたところが全くない。
何百年も変わらない場所に住むというのは 
どんな感じなのでしょうね。

できれば インヴァネスあたりに一ヶ月ほど生活してみたい。

なんか精神状態が 極端から極端へフレていました。
そして やっと 真ん中の平和だけど退屈な状態に 
落ち着こうとしています。

お尻をたたいて 立ち直らせてくれた皆に改めて 感謝!
 
もう大丈夫だから。 ありがとう!












2011年11月01日(火)
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