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 アバディーン

いよいよ古城めぐり 本命の登場!

旅名人をよんで 写真を見て ここだけは絶対に
行ってみたい と切に願ったダノッター城。

その鬼気迫る姿は スコットランドの歴史そのものと
言っていいと思います。

以前にアーカート城を見たときに感じた切なさ
みたいなものとはちがい なんか妥協しない 媚びない 
毅然とした古城 という気がします。

実際に見たときの感動は はんぱじゃなかった。

写真はあとでみていただく として
まずは アバディーンの街並み










めちゃめちゃ古いのがわかります。

アバディーンはウィスキー古道 カッスルトレイル
(カッスル・・なんて いかにもイギリス)と
見所満載なので とても今までのように歩いてのんびり
というわけにはいかない。

用があってアバディーンに行く というので
車に同乗させてもらい 用をすませてから 帰り道に
とりあえずダノッター城だけ見につれていって
もらうことにしました。
といっても すでに5時過ぎ 日があるうちに
行き着けるか心配で もしだめだったら 出直そうと
思っているとき ストーンハイブンの看板が。

「ここを入って」と思わず絶叫。
しばらく走ると 城の黒い影が・・・

やっとのことで入り口についたのが6時過ぎ。
なんか管理人さんのいそうな建物に6時に門がしまります
と書いてある。

あ、突然ですが 冬のスコットランドは7時〜8時まで
明るいんです。だから まだ暮れなずむ といった状態。

「いそぎなよ」と管理人みたいな人に声をかけられ
老体に鞭打って走る 走る。なんとかの一念。




そして みたのが これ







どれだけ崖っぷちか




どうやったら行けるか というと
写真のしたの方に 細い道があるのがわかりますか?
今は手すりがあるけど 昔はどうだったのでしょう。




このお城を見たあとでは なんか他のお城を見ても
感動しなくなる というか。
だから リンリスゴーパレスにしてもスターリング城にしても
先に見ておいてよかった と思います。

余談ですが メル・ギブソン主演のハムレットは
このお城で撮影されたそうで 自然の霧がたちこめて 
すごく劇的だったそうです。

廃墟となった古城には スコットランドとイングランドとの
戦いの歴史がきざまれていて イギリスに対する根深い
確執みたいなものを感じます。

あ、お札ですが エリザベス女王を印刷した紙幣のほかに
スコットランド独自の紙幣があります。
グラスゴーの空港でポンドに代えたら 全部
スコットランド紙幣でかえってきました。

いろんな人が印刷されていて ものすごくアバウトで
おもしろいな、と思いました。

旅も最終目的のスコットランド北部へ。
  インバネスです。





2011年10月08日(土)
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