日常妄想
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2002年01月03日(木) 『なんとなく寂しいかった日』のこと。

+この日は、郵便局のバイトの最終日。8回ほどの出勤のバイトだったが、過去にもやったことのアルバイトだったので、妙に馴染むことのできたバイトでした。食堂に勤めている、父上の古い知人のおじさんはまだ居て、とても歳を取っていた… 食堂は、勤務日初日の講習前に集まるのに使い、お昼を食堂の定食で済ませたわけではなかったので、挨拶はしなかったが、ここでも、時の流れを感じてしまった。

最終日、そして残業ということもあり、お昼を、すぐ近くのビルに入っているマックで、同じ班の子たちと食べた。ひとりは高校二年生、わたしより局に近いところに住んでいるという、よく笑うショートヘアの子。もうひとりは、19才のアルバイター。茶髪のセミロング、やや日に焼け感。今風の子だが、ハキハキと返事をする、素直そうな子。この子はなんと、四時間あまりの勤務のために、千葉から出てきている。おなじ郵便局でも、ところによって、時給が違うのだそうだから驚き。地元だとかなり安いとか。しかし、母上の働く、築地市場内のビルの事務パートにも、遠くから通ってきているひとが多いそうなので、現実はそんなもんだろう、などと思う。

食事中の会話としては、このバイトについて、局員さんについて(班のひとが面白いひとだった)、海外旅行についてなど。知り合ったばかりのひとと一緒に食事をするのは、結構緊張するが、なんとなく自分が年上だというのもあって、意外に変な余裕があった。それにしても、わたしはどういうふうに彼女たちに映っていたのだろうか。ドキドキだね!!(笑) おなじ班の局員さんよりちょっとだけ年上と言ってた(局員さんに聞かれたが明言は避けた。言えねーって!!・笑)。主婦にも学生にも見えない… アルバイターってとこなのかしらん。どうだろι

仕事が終わり、帰るときも、三人で局を出た。お疲れさまでしたー! と言って、それぞれ帰途へ。これが、なんとなく物寂しくて、しんみりモード。まぁ、ひとりの子は地元だから、知らず会っているかもしれないし、会うこともあるかもしれないが、向こうはまだ高校生で、わたしとは全然ちがうところで生きている。千葉の子に関しては、それこそ、来年もお互いにまた局のバイトに入れば別かもしれんが、やはり、接点は無くなる。

たった数日間、一日のうちの数時間を、一緒に仕事をして過ごしただけだったが、とても寂しさを感じた日でした。大きい郵便局なので、ひとつのフロアにしてもかなりの数の人間が働いているので、イメージ的には、なんかすごく地味で暗い感じだが、全然そんなことは無い。ひさしぶりに、ひとのたくさんいるところで、自分もそのなかの一員として働いていたことについての未練、もあったのかもしれないけれどね。わたしは孤独感が強いから。


(0129 20:59 UP)


書いてる人:ミァハ(双星たかはる)
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