今までも現地のエンジニアの立体感覚の無さに戸惑い、傾斜のトンネルでのパイプの設置などで、何度も何度も指導を繰り返して泣きそうな思いをしてきましたが、また同じような事を繰り返してくれましたよ。
今回はその斜めのトンネルのコンクリートのジョイント(打ち継ぎ目)にダイヤルゲージを設置してジョイントの開きを測定をする段取りでした。
ジョイントが縦の場合、 →‖← ダイヤルゲージは水平に取り付けて測定します。
ジョイントが横の場合、 ↓ = ↑ ダイヤルゲージは縦に取り付けて測定します。
ジョイントが斜めの場合はどうでしょう?
斜めだろ、斜め!ジョイントに直角に設置しないと正確に測れないだろ!
斜めの場合を図面で書いて渡して、斜めのジョイントに昨日設置させたら、図面に逆らって地平面に水平に取り付けてくれました。
何で水平に付けるんだ?と聞いても当然まともに答えられません。 図面とも違う、理論的にも正確に測れない。 ただ最初に取り付けた場所がたまたま水平のトンネルだったので水平に取り付けたのを真似て付けているだけです。
ぐっと怒りを押し殺して、図面をまた書いて説明しました。 現場事務所で現場エンジニア、Meetingでそれを管理するサイトエンジニア、事務所に戻って私の下で働いているエンジニアと、計3回に分けてです。
そして今日確認してみると、昨日変えろと指示したのがそのままです。 何だこれは?と昨日説明したサイトエンジニアに突っ込むと見当違いの返事ばかり。
何を測る目的で取り付けるのか、ちょっとは考えてみろーーと現場で怒鳴りながら具体的に指示し、またMeetingでその理由を説明し直しです。 今度は模型でジョイントが開いた状況を視覚的に作り、それに定規を当ててみせてこの開きの幅を正確に測るには定規の向きをどうすべきなのかという説明までしなければなりませんでした。
しかもその説明の最中に現場で指示してくれればいいなんて言う輩がいたので、こんな事の意味すらわからないでただ言われた通りに設置するだけではまた同じようなミスを繰り返すだけだろう、現場でこうしろと言うだけなら5分で済むのをこんなに時間をかけて説明している意味を考えろ、と余計に怒ってしまいましたね。
今日は久しぶりに怒鳴ってしまいました。いやはや疲れますね。
昨日の夕食メニュー
メインディッシュ…鶏腿焼きガーリック風味 小鉢物…お好み焼き、こんにゃく味噌 スープ…玉子スープ
こんにゃくと書きましたが、こんにゃくというより葛きりみたいなモチモチとした歯ざわりでしたね。最近味噌汁も含めて赤味噌が減って白味噌に近くなってきて味が落ち着いてきたのが嬉しいです。
休暇まで約28日。
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