2004年02月11日(水) 命のこと 昨日、お友達が流産をしたと聞いた。 あたしの友達で子供おろすのは、二人目だ。 あたしに、ここまで命を失う悲しさを見せ付けたいのか? 形のない小さな命は、あたしたちと同じ重さを抱えてるのに、 どうしてすぐに、殺されてしまうのだろう。 何故、中絶という言葉があるの? 何のために、そんな言葉があるの? あたしは、自分が生かされていると思う。 周りのために生きている。自分のためなんか生きていない。 周りが生きろというから、あたしは生きている。 そんなのは本当はいやだけど、 でも、そう思って生きてるしかないんだ。 『仕方がない。』と、割り切れるから。 12月、あたしの知り合いが中絶した。 悲しかった。 その人は、彼氏と別れて、その寂しさに、 3人と、セックスをした。 その一人に、あたしの信用できる人がいた。 そのことは、ほとんど頭の中から消え去っていたけど、 (いや、封印していた) 昨日、友達から流産した。って聞いて、 どうにもいたたまれない気持ちになった。 その人に、メールした。 『やったの?』って。 そしたら、『したよ。』って言った。 嘘を付かれるのも嫌いだけど、 本当のことを言われると、何だか痛い。 その後メールはずっと返さずでいたら、 (だって、何も考えられなくて、指動かなかった) 『何でそんなこと聞くの?』ってきて、 『何も知らないほうがいい。』と答えたら、 電話が鳴った。 淡々と真実を話した。 本当に、何を信じたらいいのかわからなくなった。 裏切られたわけじゃないけど、 それでも、どこか裏切られた気持ちが、この胸にある。 世界が暗くなった。今まで以上に。 何が良くて、何が悪いのか。 本当に、今、分らない。 今なら、何でもできそうな気がする。 あたしは『奇特』な人間だから。 普通の考えじゃない。 目に見えるものすべてが怖い。 ありえないくらい、怖い。 好きな人のことを話したら、 『引きずりすぎだよ。』と、言われた。 『それくらい大好きだから。』と、即答した。 『新しい人、早く見つけなよ。』って言われた。 そんなに簡単にいくのなら、 あたしだって早く、ほかの人を好きになりたい。 でも今は、誰かを好きになるってことすら分らない。 信じるって何?すきって何? 壊れないものが欲しい。 人間不信悪化中。 あたしは、いったい何を信じて生きればいい? 自分を信じるって何? どういうこと? あたしは、何も分らない。 ここ何ヶ月、数年。 いろんなことありすぎだよ。 あたしは、何のために生きてるの? たぶんきっと、幸せになっちゃいけない人間として、 甘い夢なんか、少しも望んじゃないけない人間として、 あたしは、ここにいるんだろう。 みんなの苦しみを、 あたしにください。 そしたらあたし、甘い夢とか、本当に望まないから。 幸せになることをあきらめた。 掴もうとすれば、逃げるし、邪魔が入るし、 甘い夢を望んだら、 すぐに叩きのめされるし。 一瞬でも甘い蜜を吸ったなら、 それ以上の痛みが身体全部を蝕むし。 掴もうとも思わない。 もう、生きていることが幸せだなんて思えなくなってきた。 こんな考え方、だいっきらい。 あたしの頭の中、腐ってる。 |