2002年06月23日(日)  過去が無きゃね、貴方の形なんて無いんだよ。  





  あたしは親と出かけるのが苦手です。
  って言うか、嫌いです。
  だからあたしは早くこの家を出たいと思うのです。
  はやく車の免許が欲しいと思うのです。


  当てのない旅に出たい。
  誰にも縛られない、あたしの旅がしたい。



















  修学旅行に行くので、財布をお買い上げ。
  とは言っても、あまりにも周りには、あたしに似合わなさ過ぎる財布ばかりなので、
  シンプルにユニクロのお財布をお買い上げ。
  黒でございます。アレに装飾を施したいと思うので、
  これかいて、ビデオ撮影の準備してから、お出かけしませう。


  あと、Tシャツも買いました。
  黒のTシャツが欲しかったけれど、結局白。
  爽やかで良しとしよう。似合わないかも。いやう。





  親というものは我侭な人間ですね。
  と言うよりかは、人間は我侭なので、誰でもそうなのですが。
  如何してこう、怒ると自分の事しか考えれなくなるのかなぁと、
  あたしは切に思うのです。
  一人で勝手に歩いて、一人で勝手に動いて、
  まったく、訳が分かりません。
  あたしのおとうのおかげで、あたしは又悪い事をしました。
  耐えられないね。このお家。
  はやく開放されたく思います。
  自分に布をかけて生きるのは、もうそろそろ限界です。
  高校は、思いっきり遠くに行こうかな。



















  人には誰でも過去があって、其れを上手く隠して生きてるんだなぁ。
  と、思うのだけれど、
  その過去は、如何して辛い物ばかり印象に残るんだろうって思う。
  其れの方が思い入れが強いのか、
  其れは定かではないけれど、
  楽しい事よりかは、強く残る悲しい思い出。


  あたしの心に残る過去は、
  其れほど大きな物も無いし、たった少ししか生きていないから、
  対した思い出もないけれど、
  ただ何となく、あたしの過去は淋しい。
  あたしはこんな性格だし、人を明るくさせる人種らしいけれど、
  一度は刃物を持った人だし、
  軽く聞き逃してもらえば良いけど、飛んだし、
  息が出来なくなったし、一瞬の記憶は消えた人だし、
  あたしの過去は悲しいなぁ。
  そう思うんだ。





  同じ歳の子の過去なんて知らないよ。
  でも、何処かあたしは悲しみに包まれて生きてきてるな、ておもう。
  過去を背に生きるのが人の定めだけど、
  如何して、過去を嫌う人間が多いんだろうなぁ。
  あたしの知ってる人にも居るけれど、
  「過去なんて如何でも良い、今が大事なんだ。」
  そう言った瞬間、あなたは其処で過去になったんだよ。
  今なんてね、本当に本当に何億分の1なんだよ。
  過去がないと、今も無いんだよ。
  そう言う風に言ってあげたいなぁ。


  どれだけその言葉に、重い意味が詰まってるかは解らないけれど、
  キットなんかあったんだと思うけど、
  過去捨ててたら何にも無いんだよ。
  今のあなたは居ないから、
  あたしの大好きな貴方の、君の、貴女の、形なんて存在しないんだよ。







  きっとそうだよね。













  今日もあたしのくだらない独り言に
  付き合ってくれてありがとう。







  

#





ほっとけない 世界のまずしさ 

MY ENPITU
BbS