 いわしの蒲焼き 昔なつかしポテトサラダトマト添え わけぎとわかめのぬた 玉ねぎと舞茸の温サラダ
22時ごろメールチェック。題名なしのメールが届いている。バイトくんからだ。 「京大うかりました!」(関連日記9/2、9/5) 思わず「すげ〜!」とおめでとうメールを送る。 すぐにでも祝杯と言いたいところだが裁判の準備やらなんやらでめちゃめちゃ忙しい。残念ながらおあずけだ。 これで京都に行くことが決定してしまったわけだ。ちっと寂しい気もする。あ、でもこっちにいたって会っているわけじゃないから同じなのか。たまにメールのやり取りをするだけでも会っているような感覚が残る。便利なものだ。
ケーブルテレビかなにかでシルバー雇用のモデル例が紹介されていた。70才くらいのおばあちゃんが食事の世話だけをしにある家庭に派遣されている。その家の両親は仕事を持っていて主にお子さんの夕飯の世話をしているとのこと。どんなかわいい小学生が出てくるのかと思いきや、なんと大学生の男子なのだ。「お、お前は自分で飯が炊けんのか。」かなり驚いた。 でも、そのおばあちゃんの作る料理を見てちょっぴり気持ちが変わった。
メインは鶏の唐揚げだったと思うけど、食卓にずらりと並んだ野菜たっぷりの懐かしくもおいしそうな副菜はどれをとってもとてもこの若造に作れるものではない。私は仕事柄、お弁当を持ってこない十代後半の若者達が昼にどんなものを食べているのかはさんざん見て来ている。昼休みの終わった廊下はコンビニ弁当とカップ麺の匂いが充満している。菓子パン1つの子もたくさん見かける。(おっと解雇されているから"見かけた"だね。)とにかく若造たちに食費を渡して「敵当にやりなさい。」などと言おうものなら底なしにテキトーだ。
シルバーさんに来てもらっている彼は目の前のおいしい食事をいただく時も楽しいだろうし、何にも換え難い健康を手に入れるに違いない。おばあさんも生き甲斐を得ていい表情をしている。同年代の方ではすでに介護を受けている人もいるでしょうに、それが逆に若い人の世話をしてあげているのだからなんとも頼もしい。
おばあさんの熟練の家庭料理に敬意を表し、我が家も今夜はなつかしい感じのポテトサラダ。 あっそれから、京都へ行ってからもちゃんとした飯食えよ!
解雇されてからの日記はこんてんつ↓へ!
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