目口覚書
■目口覚書■
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2002年09月29日(日) うああったまぁ きとわぁーーー!!!

おい こらダンナ。

てめぇええ加減にせんかい。
なんやねん。
毎日毎日黙りこくって よ。おら。
おめーの口は飯食うためだけにあるんかい。
旨いとか美味しいとか最高とか 言わんかい。このタコ。

こっちがてめぇの実家のためにパソコンで値札作ったり
不燃物ゴミから出した発泡スチロール切って立て札に加工したりしてんのに
世話かけるねぇの一言くらい言われへんのんかい。このイカ。
ハナ肇でも 床に伏せって双子のピーナッツに謝ってるぞ。
そうすりゃこっちも
「なんだい おとっつあん水臭い。んなこたぁ言いっこなしだよ」
とかなんとかゆーたろっちゅうもんやないけ。

ぶすっと黙りこくってるわりには
実家では兄ちゃんと楽しそうに
「カリオストロはいい。」とか「フランダースの犬は泣ける」とか
笑いもって喋っとるやんけ。

あのTV観とったんかい。
おもろかったんかい。ほな一言くらい喋れ ヴォケ!。

友達が店に来て座ってても なーんも紹介もしてくれんと。
お客さんや思て 水注ぎ足したやんか。
ほんでずーっとオマエは友達と喋りっぱなしで私の居場所はあらへんで
お義兄さんが気をつこて 「こいつのお嫁さん」って私を紹介してくれたやん。
友達 びっくりしてたやん。
ただのパートのおばさんがなんで一緒に座ってるんやろ思われてたやん。

それでもオマエは無視かえ。
そんなに私が嫁やっていうこと隠したいんかい。ダボ!

三食きちんきちんと食事が出て、
パンツもYシャツもきちんと洗濯したのがあって、
お弁当もお茶も時間になったら出来あがってて、
感謝の気持ちのひとつも表現できひんのかい!
たわしコロッケ食わすぞ オラ!


お義母さんが わたしに気ぃつこて、
店の手伝い賃くれようとして断ったら
「いらん いらん」って オマエがゆうな!
あたしがゆうんじゃ!皮ジャンGジャンカジュアルじゃん!


なーんの反応もないオマエに ふっつーに接してる私を
何やとおもてんねん!
意地はっとんか!自分に塞込んでんのんかい!甘えとるんかい!
ええ年して ええ加減にせんかい!河豚!いや高いから河馬!


もう顔も足も蕁麻疹でぼろぼろじゃ。
血ぃ出まくって痛いの押して 靴下2枚履きで表で弁当売ってんねん。
雨降ったら めっちゃ寒いんねん。
心をこめて 労いの言葉くらい かけんかい!この風大左ヱ門!
にゃんこ先生にいいつけるぞ。アホ!でもケロンパのほうが強いはずや!


もうわたしは女とちゃうやと?!
あほヌカセ。
まだまだええ仕事するわい!
オマエが知ろうとせんだけじゃ!隅田川に落ちろ!このカーネルサンダース!
さすがに今日は帰りながら傘で顔隠して泣けたわ。
ええ加減にせんとドたまかちわってストローで脳みそちゅーちゅーするぞ!




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