目口覚書
■目口覚書■
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2002年07月18日(木) 毛の話

夏にむけて短髪にしたダンナさんの髪の毛は
もうすっかり伸びきってしまって
それにむりやりワックス塗ってるけど
ツンツンヘアでなく
どうよくみつくろっても


丹頂チックを塗った尾藤イサオ。



あぁ また散髪行かせなきゃ。
行かせなきゃって 大人なんだから1人で行けるんだけど
切って来いというと「お金ちょうだい」とか、
「どんな髪にしよう」とか、
「めんどくさいなー、うーんと、また今度ね」
と引き伸ばしてやがる。


以前、2人で一緒に美容院行って、
並んでカットしてもらってたら、
「ね!トリートメントしていい?」と私に聞いてきたダンナさんを見て
「むすこさんですか?」
と 聞かれて以来その店には行ってない。

今度は別の美容院に行って
なぜか結婚の話になって
わたしは結婚してすでに一年以上経ってるから という意味で
「もう新婚なんて いえないんですけどね」と言ったら
たいへんきつい口調で 男性の美容師さんたら
「だめですよ!自分でそんなこと言っちゃ!
年齢に関係なく 新婚は新婚なんです!」と言った。

年くってるくせに新婚なんていうのは、と私が謙遜したと 勘違いしたみたいだ。
ちゅうか、その勘違いむかつく。

わたしたちは、サムとアムロに近いくらい年齢も離れてるし
でも お互い仕事を持っててすれ違うなんてことはハナっから判ってることで
今でも私が先に仕事に出かける時は
玄関まで走ってお見送りしてくれるし、
昨日なんかは、置きっ放しの携帯電話を出勤した私にわざわざ渡そうと
寝姿で早朝 家を飛び出したはいいが、交差点でタクシー待ちしてる妻を
すっかり通り過ぎて走っていってしまったくらい愛されてるし。

お日様の下ではわたし、そんなに見間違うほどですか。
そんなことより髪の毛切れよ、夫。

その次言った美容院では
「僕、関西弁興味あるんスよー」
といって、「関西では本当に飴のことを飴ちゃんというのか」とか
「この言葉を関西弁に直すとどうなるか」
なんて講釈を延々させられた。

美容院、鬼門?




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