さてさて(緑のケチャップ及び麦飯の話は明日以降(^^;)
紙婚女は 重量ずっしりな弁当をダンナさんに持たせ、 その後 ひとりで青山円形劇場へと向かう。
表参道は 何度も何度も仕事で行っているのに やっぱり方角がわからない。
目の前には紀伊国屋。 目の横には青学。 でも わたしはひげを切られた猫。 触覚をもがれたこうろぎ。 今後は真面目に方位磁石を持って歩こう。
私の育った街 神戸は坂の街である。 例えばアクセスを人に説明する時も ごくごく自然に 「山側」「浜ッ側」という言い方をする。
立ち並ぶビルのせいで山が見えなくとも ビー玉一個で方角がわかる。
東京から出張してきた人に 真面目に 「神戸を知りたければ ビー玉持参」 そう指南した。
ビー玉が転がる先が南。 転がる方をセに 右手は東、左手は西。
でも でも 表参道は ビー玉がたまたまころがる先は 溝だったり 地下鉄の階段だったりする。
まぁそうこう苦心しながら 青山円形劇場到着。
即興演劇集団「FREECRUZ」の「カワニナ」を拝見。 舞台はその名の通り円形で 360度観客席。 これは役者にとってたまらない緊張感だろーなー。
予め開演時間前に観客に書かせた名詞や言葉を使って 芝居のブレイクタイムを作っていく。
以前から行きたいと思っていた芝居だったのだが 想像以上に面白かった。
お芝居の中で 離れ離れにならざるを得ないカップルが 手話で「ずっといっしょ」を表した。
その瞬間 ダンナさんが浮かんだ。
いやはや ポリポリ・・。
わたしの覚書って おのろけばかばか日記でしょ。 わかってるですよ。
でも ここに至るまで ダンナさんと知り合うに至るまでにも
ただただ 搾り取られたり 裏切られたり 金 取られたり そらもう あんた ごっついことおましたんや。
言うに言われんごっついことおましたんや。
ただ それもこれも 今の私の一部です。 だから どれもこれも 消さんとわたしの中に収めますんや。
まぁそれはそれとして 全く初対面の人も含めて 観劇後お食事へ。
友人が私を「めぐっち」と呼ぶのを耳にした初対面さん 「もしや『手フェチ』のめぐっちさん?」と聞かれた。 椅子からおちそうになった。
|