*妖精の詩(うた)〜fairypoem〜*
fairy.k



 『あの夜を越えて』


大きな声で泣いた
私の命が悲鳴をあげている

この静かな夜の隅っこで

届かない思いがある
届かない声がある

貴女のちいさな胸に
どうして手を差し伸べていいのか

わからない

そう悲鳴をあげたのは
私かもしれない


あの夜の銀河のトンネルぬければ
きっと少し光が見えてくるから

どうか負けないで
私は闇を星をかきわけても
君を救いにゆくから

私の大切な
大切な
宝物の少女を



2006年08月07日(月)
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