お気楽★DIARY
自由気ままでお気楽な管理人の
・・・喜怒哀楽日記デス。


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2002年07月08日(月) 雪組千秋楽

とうとう雪組の千秋楽。
思ったより落ち着いてるかと思ったら、妙に沈んだりしちゃってたので
当日はどうかと思っていたけれど、ゴクゴク普通におでかけした。

友人Mと合流した。
朝の入りの様子を聞いた。
なるぴょんは白い洋服でさわやかに入り。
ぶんちゃんは青いサッカー日本代表のユニフォームで入り。
背番号は10。ネームはEMAO。
まーなんてぶんちゃんらしい。
めちゃめちゃ普通やん。
まひるちゃん始め組子がファンをお出迎え。
麻央さんとまゆぶーがいたとか。
お手伝いだね・・・。

公演自体は・・・あまりアドリブとかもなかった。
モレノの酒場で最後に「来月から店の場所が変わるよ。」と言ったくらい。
私はこのシーンのモレノこと麻愛めぐるクンが好きだ。

ぶんちゃんもなるぴょんも時々セリフにリキが入ったりしてたけど
まあ、普通だった。
いや、途中ちょっと感極まって・・・ってなりかけてるところはあった。

ショーはもう最高の笑顔テンコモリだった。
こちらもこれと言って大きなことは起こらなかった。
ただバカボンドのシーンの銀橋でなるぴょんが壮クンをぎゅっと抱きしめていた。
ちょっと驚いた壮クンも抱き返して・・・2人で抱きしめあっていた。
なるぴょんの頭の帽子には鳥の巣らしきものが乗ってた。

退団者は胸やら帽子やら手に花をつけたりしてた。

ラストのタップの時の「ぶーんちゃーんっ!!」って叫ぶなるぴょん。
そして「は―――――――――いっ!!!」って応えるぶんちゃん。
もうこんな最高の笑顔はないだろうな・・・っていうくらい満面の笑みで
見ているこちら側は微笑ましくて・・・切なくて泣き笑いだった。

さよならショー。
『うたかたの恋』の大階段のシーン。
そして『エリザ』のシシィとルドルフのシーン。
この切り替えが絶妙だった。
ルドルフ・・・はルドルフでも少し立場が違うルドルフ。
そしてマリーからシシィに変わるまひるちゃん。
見ていてグッときた。
そしてバウでの歌を何曲か・・・まひるちゃんも銀橋で・・・。
そのあとなるぴょんが1人大階段で白いタキシードを着て登場。
『バロンの末裔』から「I wish」
たぶんこの歌だろうな・・・と思ってはいたけれども
やっぱり聞いたら・・・泣けてきた・・・。
久世さんが大好きだったなるぴょん。
その久世さんのさよなら公演、しかも正塚先生の作品。
その公演の新公の主役をやったなるぴょん。
なんだかいろんなことを思い出して・・・
「泣いたらなるぴょんが見えない。」って思ったのに泣いてしまった。
そのあとはぶんちゃんが組子と・・・歌って・・・そしてラスト「SMILE」
ペンライトが揺れる客席の隅々までをも見ながらの歌。
決して長いショーではなかったけれども満足できるショーだった。

挨拶はみんな笑顔だった。
なるぴょんが途中泣きそうな感じだったけど・・・泣かなかった。
ぶんちゃんもとても短い挨拶だったけれども全ての想いが込められていたように思った。
・・・というかきっとあれ以上しゃべったら泣いちゃうんじゃないかな?

花束贈呈は
ぶんちゃんにはコムちゃん(組)かずみちゃん(同期)
   (白い胡蝶蘭の大きな花束)
なるぴょんにはマヤさん(専科なのね)有沙さん・悠さん・コムちゃん(同期)
   (グリーンを中心にアレンジされた“N”の文字のもの)
まひるちゃんには灯さん(組)壮クン・水純さん(同期)
   (オレンジ系?)
夢奈さんには五峰さん(組)すがたさん(同期)
   (オレンジ系?)
千咲さんには美郷さん(組)うらんちゃん(同期)
   (ピンク系の薔薇かな?)

カーテンコールは3回か4回。
まず全員で・・・そしてぶんちゃんだけ・・・それから退団生5人・・・もう1回あったかな?
その中でぶんちゃんは
「見にくかったと思いますが、2階席一番後ろのみなさんもありがとうございました。」と
そして次に「立見で見てくれたみなさんもありがとうございました。」と挨拶。
客席が沸かないワケない。歓声があがった。
最後のカーテンコールはなるぴょんにぶんちゃんが「何か言ってよ。」
みたいな合図を送ってなるぴょんが「とんでもない」みたいな・・・
そんな譲り合いをしばらくしてて・・・それが微笑ましかった。

パレードはあのうだるような暑さの中・・・待ち続けたよ。
トップさんのいるパレードだから通常の楽屋口ではなく、
劇場のロビーを通って・・・川のほうから登場する。
ちょうどいつも団体記念写真を撮ってるらへんで車に乗り込む。
だけどなるぴょんはハッと花の道にいるファンに気がついて
ゲートのところまで出てきてくれた。
そしておじぎをして手を振ってくれた。
ぶんちゃんも同じくゲートのところまで出てきてくれて、
いっぱいいっぱい手を振ってくれた。

もちろん、泣けたけれどもとてもさわやかな後味のいい千秋楽だった。

あのウワサを聞くまでは・・・ね。

でも今、なるぴょんとぶんちゃんのさわやかな笑顔が頭にこびりついているので
少し気持ちは“平和”だ。


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春吉

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