今日は後輩でもある友人と京都へ行った。 『オペラ座の怪人』を見るために。 私とこの友人は『オペラ座』が大好き。 大阪で2回見て、博多で見て、今回・・・四季は4回目。 そしてケンヒルという『オペラ座』も見に行った。 海外・・・確かロンドンの劇団でこれが最高のおもしろかった。 私はあと・・・ロンドンで見た。 それくらい私たちは『オペラ座』好き。
それがよりによって台風直撃の日。 友人は会社を休んで・・・だった。 私たち2人はこの季節、有休を取った日に台風直撃・・・ということが 何年かあった・・・・・・この日も大笑いだった。
まず京都に着いて、ランチを食べた。 久しぶりの『オペラ座』だから・・・とグラスワインを飲んだ。
さてさて『オペラ座の怪人』 幕開きドキドキした。 オークションのシーンでラウルが回想をめぐらすところあたりからは なんだか目頭が熱くなってきた。 クリスティーヌがはじめてアリアを歌うところとか・・・・・・。 もううれしくてうれしくてたまらなかった。 2人の共通のお気に入りは「マスカレード」。 2幕始まる時は「次やね。」ってワクワクしていた。
・・・・・・そうこうしている間にあっという間に終盤。 終盤が一番泣ける・・・。 私はどちらかというとファントム派なので・・・どうしても泣ける。
「あー、終わったなぁ。1月くらいにまた来よかー。」と言いながら 劇場をあとにした。
やっぱり『オペラ座』は好きだ。 ただね、この日のクリスティーヌは声が出ていなかった。 声が硬かった・・・。 ラウルもね。セリフがいけてなかった。 「は?」と思うくらいイケてないセリフがあった。
それから前回見た時(何年前だ?)と比べて設定やセリフが少し変わっていた。 ロコツになっていた・・・・・・というか。
「おいおい、劇団四季もこーゆーことがあるんやな。ロングラン作品でも。」と 思ったくらい・・・(←どこと比べてるかは・・・お任せ)
帰り道々友人と 「それにしてもさ、よくよく考えたらさ、ファントムってほんま、悪人やよな。 まず、オペラ座への不法侵入、クリスティーヌの誘拐拉致、 劇団関係者への殺人、及び脅迫、恐喝、ラウルへの殺人未遂、 劇場のシャンデリアの器物破損・・・・・・。」とか 「クリスティーヌってラウルと結婚すんのにすごい問題出てきそうやな。 ラウルって子爵さまやろ?クリスティーヌは今、踊り子やろ? エライ大変やなー。」とかとか、 ったく夢もへったくれもあったもんじゃない。
それでも「今度いつ来る?」と話しているから・・・まったくオバカだ。
大阪に着いてからカフェで「よかったねぇ。」とビールで祝杯をあげた。 なんの祝杯やねん?
あー、でもやっぱり好きだなぁ。
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