-- holic --



2002年01月18日(金) 世界に大きな空洞しかない


電話をしているとき、無意識に「死にたい」と口に出しそうになる。
自分でビックリして、言わずに終わる。
死にたいわけがないと思う。
ただ、ふと絶望的な気分になる。
足下に、大きな空洞が開いている感じ。
真っ暗な穴が、わたしの足下に広がる感じ。

メールの返事がきていた。
毎日電話して、携帯でメールして、なのに改まっていておもしろい。
返事が返る前、返事はいらないと言えば良かったと思っていた。
どうせ失望するから、と。
だけど、届いたメールを読んでいると、それはずっとわたしの心に寄り添ったものだった。
どうしようもなく鈍くて、
話の流れがつかめなくて、
いつもいつも違うのにと思う。
だけど、
あったかかった。

恥ずかしいけどあったかかった。

それでもまだ目の前はどうにも暗い。
歩いていても、脚が地面にくっついたままな気がする。
進んでるのに、進んでない気分。
時間が経つのを待つしかないと思う。

一日中、ぼうっとしていたい。
なにもしたくない。
動きたくない。
部屋で、寝ころんでいるか、座っているかだけしたい。
こんな風に思うのは初めてかもしれない。
人と話したくない。
でも淋しい。


ともだちへ。
ありがとう。
気にかけてくれてありがとう。
精一杯の言葉をかけてくれてありがとう。
あたたかいです。



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