東行庵の軒下で

1997年08月09日(土) 嵐の東行記(2)

代わりの座席を取ってもらい、アホ笑いの悪徳旅団長の汚名を,返上したかのように見えた私だが、朝の天気予報で、台風が大幅に針路変更をした事を知った。

意気地なし台風!最後までスジを通してくれよ〜。なんのために、昨日出発したと思ってるんだ!!!

私はまたまた「悪徳えせ旅団長」に、嬉しくない返り咲きを果たしたのであった。

足かせをはめられた、囚人のような重い足取りで、京葉線にのり、無言のうちに幕張プリンスホテルのある海浜幕張駅に降りたとたん、台風か!!と思われるような強風。
風速15メートル。
前に進めない。
おのれ、わたしたちの来訪をこばんでいるのかぁ〜〜〜!!

さらに!稲毛海岸で泳ごうと水着まで用意してきたのに、(この、水着を手に入れるまでも、かなりのカンナンシンクがあったのだが、今それを説明するスペースは無い)浜についたらアータ、「禁止」という旗が、風にちぎれんばかりに、はためいているではないか!さすがに倒れそうになった。(つづく)


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