東行庵の軒下で

1997年08月11日(月) 嵐の東行記(3)

いままでひとことも、何のために旅行しているのか書いてなかった。
日本の人気男性歌手トリオ(@毎日新聞サン)ご長寿バンド、アルフィーの夏のイベントに参加せんが為の「いざ稲毛海岸」旅行であったの。

11日、空港でお土産を買い、「いろいろあったけど、もうこれで旅も終わりだ、お疲れさん」と、自分に言い聞かせ、安堵のため息をもらしていた・・

だが、ここでもイベントは私たちに牙をむいた!!(そんなおおげさな)

飛行機の出発時刻10分前になっても、連れの旅団員3と4が姿を見せないのである!!

おーまいがっ。

この飛行機のチケットでは、後続の便に乗ることはできないのだ。
アナウンスをかけると、向こうも私たちを探すアナウンスをかけていではないか!しかも違う航空会社の待合にいるらしい・・・そう、彼女たちは航空会社を勘違いしていたのだ。

JASとANA。

羽田の出発ロビーで、この間違いは命取りでしょ。
彼女たちを迎えに端から端まで走ったNちゃんは、半べそ状態だった。

ゲートをぬけると、空港関係者の方々も一緒に走ってマラソン大会のよう。

「もう、この車で機体まで輸送しますから、乗ってください!!」と一台の車に乗せられた。
専用のバスではなく、荷物を載せるような車だった。貨物室に乗せられるのか??


「ただいま、最終のお客様が搭乗なされました、当機は10分ほど遅れて・・」
という、アナウンスの中、客室に入るより、案外、荷物と一緒の方がよかったかも・・


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