おおみち礼治のてくてく日記 DiaryINDEX|past|will
一般論(多数派)の逆説をとりたがるのがB型性格らしい。一般論が必ずしも正しいわけではありませんが、「そうだよなあ」と盛り上がっているところで、まったく逆のことを言い出し、不愉快に思った多数派が論戦を仕掛けても、B型性格は頭がいい(人が多い)ので負けない。
どんなにその論説が正しくても(論破できなくても)感情は別なので、気に入らないものは気に入らないと思う人も多い。だいたいは、そう思いたいだけであって、言葉で(理屈)は後からなんとでも付けられますからね。ただ、いちど「この人はB型性格」と分かってしまえば、だいたいなにを言いだすか分かるので、そんなに気にはならなくなる。 あの人また言ってるよ、というのではなく、こういう見方もありますよと、いわば右側――思想的な意味はなく、質の違いを例えて右側といっているのですけれども――からしか見えなかった物事を、左側から見せてくれる貴重な存在なのだ。だからといって、左側に真実があるわけではない。右側にもない。真ん中の道を理解するための、指標を与えてくれているのである。 自分が思っていることと反対のことを言われるということは、自分が偏っている(中心ではない)ということだ。指標であるところの彼の論説自体に意味はない。であるから、相手にしても仕方がない。理解すべきは、真ん中の道であろうと。
おおみち礼治
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