おおみち礼治のてくてく日記
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2008年10月17日(金) 死刑制度

■死刑制度に不満相次ぐ=国連委の対日人権審査で
http://www.jiji.com/jc/zc?key=%bb%e0%b7%ba&k=200810/2008101700119

 mixhi内で、このニュースにコメントした方のほとんどが「死刑賛成」だったので驚いた。感情的な判断は道を誤る。むろん、感情がどうでもいいわけではありません。

 難しく考えることはない。
 大前提として、

 人間は人間を殺してはいけない。

 違いますか?
 殺してしまった人もいます。毎日、人間は殺し、殺されています。だから殺せばいいのでしょうか?
 それでは、殺人者と同レベルではありませんか。場合によっては自分も殺る、といっているに等しいのですからね。そんな恐い人ばかりでは、殺人事件も減らないわけです。
 大前提に還るなら、そんなヤツ死刑にしたらいいのだ、などということにはなりません。

> 人権問題である(死刑)制度の存廃を世論調査で決めるべきではない

 これはなんか変だとは思いますけどねえ。
 日本人の大多数が「死刑賛成」なんですから、よその価値観を押しつけられるものではないと思いますけども。

 私は死刑反対ではありません。賛成でもありません。
 日本人が死刑賛成なら、日本ではすればいい。賛成も反対も左右に過ぎぬ。どちらも重要ではない。右と左を見て、さて、本当のところはどうなのかといえば、人間は人間を殺してはいけない、というところにあると思う。
 …反対ではありません。ただ、殺してはいけないとわかっているだけです。


おおみち礼治 |MAIL

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