おおみち礼治のてくてく日記 DiaryINDEX|past|will
●透析後の頭痛
透析後の頭痛――正確には痛いというのではなく、ボーっとした感じ。 うまいこと表現できなかったのだが、ぴたりとくる言い方を思いついた。 前頭葉にカスミがかかったような感じ。それと、ちょっと分かりにくいけれども、1500メートル走が終わって呼吸が整った後の心臓の疲労感。 わしは水を引くことがほとんどないので、心臓に負担はかからないと思うのだが、安静に寝ている状態で、150〜200ml程度の血量で無理矢理まわすから、自然なリズムでの血の巡りではない。 はじめて透析をしたときは動けなくなったけれども、いまは慣れてそんなことはない。が、なんともないわけでもない。 判断力が鈍るんだよね。 昨日、透析後に車で出かける用事があったのだが、右折しようとすると対向車が減速するので入れてくれると判断し、アクセルを踏んだら、その車は突き進んでくるのである。やばい、と思ったが、そのまま勢いよく曲がってしまった。 大丈夫だったけれども、前も似たようなことがあった事を思い出した。 そのときは、脇道から幹線道路に出ようとして、車が来ていないか確認すると路線バスが来ているのが見えたのだった。しかし、なぜかバスは止まっている、と判断してしまったのだな。道に出ると、バスは急ブレーキをかけて止まり、激しくクラクションとパッシングをした。 こわかった……。(^^; どういうわけか、あせってしまうらしい。他の人はどうか分からないけれども、透析日はとっとと休んだ方がよさそうだ。 ●旅行 毎年1回のイベントだ。体力的にはキツイと思う。全身筋肉痛になって、油の切れたロボットのようにギシギシいいながら歩く日が続くかもしれない。実際、2年前はそうだった。 昨年と比べると、行く前の不安感はだいぶ減少したな。今年、月1、2回東京に出かける用事が出来て、だいぶ遠出慣れしてきたからだろうと思う。 あとは、いつものようにいつものごとく、旅先でもひとり透析に行かなくてはいけないから、それがちょっと寂しいのだけれども仕方がない。 旅行といっても遊びに行くわけではないので、せいぜいここが命の使いどころと理解して無理しないで頑張ってこようと思います。無理しないで頑張る、というのは説明が難しいんだけど、適度にというだけでなく、厳しいけれども快適な――って、まあいいや。(^^; とにかく、行ってまいります。
おおみち礼治
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